わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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読書感想文

『在宅医たんぽぽ先生物語 さいごはおうちで』自分らしく生きて自分らしく死ぬ...それはとても大切なことかもしれません

著者は2000年に愛媛県松山市で、在宅医療専門クリニック「ゆうの森」を開業した永井康徳医師です。 このクリニックは職員3人、患者ゼロからスタートしました。 「理念」「システム」「人財」において、高いレベルを維持することで在宅医療の「質を高めること…

『痛い靴のはき方』かけがえのない日常をつぶさに掬い取るエッセイ集

益田ミリさんのエッセイ集です。2018年出版なのですが、たくさんの旅行記が書かれていて、少し前まではみんな思い思いに旅行に行き、それぞれの人生を楽しんでいたんだな...と改めて思いました。 おかげで読んでいる間、なんだか自分がいろんなところに旅行…

『眠れないほどおもしろいやばい文豪』知れば知るほどヤベェ天才たち!

総勢36人の「文豪」と呼ばれる人たちのヤバイ一面を教えてくれます。 登場してくる人物を全員知っていたわけではありませんが、文豪同士の関係性なども書かれていて興味深く読めました。 現在とは時代背景が異なるとはいえ...なかなかのエピソード満載。 目…

『殺した夫が帰ってきました』夫がいるすべての人がタイトル買いしたくなる!?読後少し切ないミステリー

夫を殺したいと思ったことはありますか? ちなみに私は...もちろんありませんw しかし、完全なタイトル買いです。 夫と一緒に本屋さんへ行った時に買いました。うふふ。 殺した夫が帰ってきました 感想 暴力的だった夫をつい殺してしまった...。 そして5年…

『さよならの合図 ペットロスから再び笑顔を取り戻すまでの90日間』愛するあの子とのお別れを受け入れるということ

図書館で、ふと目についたので借りて帰りました。 でも....私は2020年夏に愛犬スニフを亡くして以来、ペットとお別れするテレビや本を見ると泣いてしまうので、開なかなか読めず... 一度延長してやっと読みました。 さよならの合図 ペットロスから再び笑…

『神の棄てた裸体-バングラデシュ編-』ベールに包まれたイスラームの深奥に踏み込み著者が見た光景とは

数々の賞を受賞しているノンフィクションライターの石井光太さんが、28歳でバングラディッシュを旅した時の経験を書いたノンフィクション。ベールに包まれたイスラームの深奥に踏み込み著者が見た光景とは。

『親を送る』いつかは来るその日のこと。ご両親を続けて亡くした著者の親の送り方とは

多くの人が経験する親の死。その時どうするべきか...。著者の「親の送り方」から自分の親の送り方を考えます。そして、この国は高齢になっても危篤状態になっても、なかなか死ねないのだなとも思いました。

『情報は1冊のノートにまとめなさい』ノートや手帳を書く理由...それはただ1つ!それは...

もう13年も前に出版された本です。 実は10年くらい前に読んだことがあるのですが、図書館で見つけたので再読しました。 シリーズ化されています。 // リンク // リンク 私が読んだのは、最初に出されたこちらです。 // リンク この本に書かれているのは…

『小さな習慣』バカバカしいほど小さな行動を毎日積み重ねていく大切さ

正直に言うと、私は”こういう系”(自己啓発系)を読むのがちょっと苦手です。 でも、こちらの本は装丁がとてもかわいかったので手に取ってみました。 本書が勧めている「小さな習慣」とは、バカバカしいほど小さな行動を習慣化していく、というもの。 著者の…

『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』元タカラジェンヌの著者による渾身の書き下ろし作品

第91期生として宝塚歌劇団に入団し、「あうら真輝」の芸名で活動していた元タカラジェンヌの東小雪さんが、自身の半生と実の父からの性虐待をカミングアウトしている作品。 ご両親ともに地元金沢では名の知れた方のようで、誰から見ても幸せそうに見える家族…

『四十九日のレシピ』再生へ向かうまでの四十九日間

四十九日のレシピ 感想 子供がいない主人公の百合子、そして子供を産まなかった継母の乙美を中心に物語は進んでいきます。 途中、百合子を想うと苦しくて悲しくなります。 でも「百合子」を支える人達が、凄く優しく温かいことに救われます。 私もそうだった…

『おしいれのぼうけん』真っ暗な押し入れに広がる冒険の世界!保育園育ちの娘の思い出の本

私も私の娘も保育園育ち。この本はそんな保育園が舞台です。 そして、娘が保育園時代に園の先生がよく読み聞かせをしてくれた本です。 娘はこの本が大好きで、保育園にお迎えに行くと「今日も、『おしいれのぼうけん』読んでもらった!」と嬉しそうによく言…

『ワーカーズ・ダイジェスト』淡々と繰り返される日々の中で”働く”を考える

ワーカーズ・ダイジェスト 感想 偶然、しかも仕事で会っただけの男女のお話。 津村さんの書くお話は、特にドキドキするような展開もなく、ただ日常を切り取ったようなお話が多いんだけれども、どの作品も心をガッチリと掴まれてしまう。 それはきっと... 毎…

『メモの魔力』独自のメモの取り方を公開!著者曰く、それは魔力

SHOWROOM社長の前田 裕二さんの本です。 甘いマスクで高学歴、事業も成功している...きっと不自由なく、まっすぐに育ってきたんだろうなと勝手に思っていました。 でも、この本によると8歳の時にご両親を亡くし、10歳年の離れたお兄さんが医師になる夢を捨て…

『ランチのアッコちゃん』おいしいものを誰かと食べる幸せ

重たい本を読んだ後に読みたい1冊。 読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。 読むとどんどん元気が出るビタミン小説です。 ランチのアッコちゃん 感想 出てくる食べ物がとってもおいしそう。 料理があまり得意ではない私は、毎日こんなお弁当食べたいな~っと…

『ここで土になる』ダム建設にゆれた村で土を耕し続けた夫婦

読書感想文の課題図書だったため、2016年に小学生の子供用で購入。 文字が少ないので「読む」のは簡単なのですが、しっかりとした感想文を書こうとすると、少し難しいかもしれません。 ダムの建設のため、村人は村を去り・・・残ったのは老夫婦2人。 お墓ま…

『花宵道中』情景や着物の柄さえも...ふわぁ~っと浮かぶような見事な描写

第5回女による女のためのR-18文学賞で大賞と読者賞を受賞した作品です。 江戸は吉原での遊女のお話。 安達祐実さん主演で映画化されています。 // リンク 花宵道中 感想 花魁のお話なので作中に性描写があるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、女性…

『ペンギン・ハイウェイ』大人になってから振り返ると、なんか...子供って素敵よね

第31回日本SF大賞受賞作。 冒険と驚きに満ちた長編小説です。 ペンギン・ハイウェイ 感想 小学校4年生のアオヤマ君が主人公。 さわやかな季節に読んでほしい、ファンタジーな世界です。 自分の乏しい想像力をフルに使って読みました。 探検をする道のりなど…

『乳と卵』母親が「女」になること...それはそれは恐怖で悍ましい

姉とその娘が大阪からやってきた。 三十九歳の姉は豊胸手術を目論んでいる。姪は言葉を発しない。 そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。第138回芥川賞受賞作。 乳と卵 感想 独身の"私"と母である巻子、その娘で、思春期まっただ中の緑子の3人の物…

『葬送の仕事師たち』生きることも死ぬことも、とても生々しいこと

「世界は誰かの仕事でできている」某CMでおなじみの言葉だが、私が大好きな言葉だ。 この世には皆によく知られた職業だけでなく、日は当たらないけれど...とても大切な仕事がたくさんある。 その中の1つともいえる「葬送」にかかわるお仕事がこの本の主人公…

『桜の下で待っている』面倒だけど愛おしい「ふるさと」をめぐる物語

郡山、仙台、花巻…桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人の物語。 特に何かが起こるわけでもないが、彩瀬まるさんらしい美しい物語だった。ぜひ春に読んでほしい1冊。 桜の下で待っている 感想 出てくる町は行ったことのない町ばかりだ…

『家族の言い訳』言い訳をいちばん必要とするのは家族です

私もいい大人になり、自分の家族を持っということを経て、なんとなく「家族」というものが分かってきた... そんなタイミングでこの本に出会えてよかった、そう思いました。 『ホタルの熱』『おかあちゃんの口紅』はラジオドラマや入試問題にもなった作品です…

『まなの本棚』年間100冊以上の本を読む彼女の本棚

芦田 愛菜さんと、私の娘は同い年。 2004年生まれの子どもたちは何度「まなちゃんとお同い年とは思えない...」と親から言われたでしょうか(笑) 私が最初に愛菜さんを知ったのは、ドラマ「mother」です。 // リンク 子育て真っ只中だった私は、当時ほとんどT…

『遺体と火葬のほんとうの話』プロフェッショナルの熱い思い!

普段ほとんど知ることができない遺体や火葬の話が書かれている。祖父の代から90年続けている葬儀屋さん(佐藤葬祭代表:佐藤信顕さん@satonobuaki )が著者だ。 著者は葬儀や火葬にまつわるデマや都市伝説にトドメを刺したい!葬儀で嫌な思いをする人を減らした…

『ほしいものはなんですか?』悩みやチクリと傷むものを抱えるひとへ

一人っ子のリナちゃん、そのお母さんで専業主婦のミナ子、そして35歳独身、ミナ子の義妹のタエ子。 この3人のに日常を切り取ったマンガです。 専業主婦のミナ子は、自分が薄くなっていくような・・・ 世間から取り残されたような寂しさと、少し焦る気持ちを…

『まともな家の子供はいない』主人公たちの気持ちは、あのころの私の気持ち

なんだか心に刺さるタイトルです。 受験を控えた中学3年”セキコ”を中心に進んでいく「まともな家の子供はいない」と”セキコ”の同級生を中心に進む「サバイブ」の2話が収録されています。 まともな家の子供はいない 感想 子供と大人の境目にいる主人公達の気…

『骨を彩る』その闇や悲しみさえも、自分

タイトルと装画に惹かれました。 凄く凄くよかったです。何度も読みたいです。 初めて彩瀬まるさんを読みましたが、表現がとても豊かで私の好みでした。 骨を彩る 感想 連作短編集で、登場人物がリンクします。それがまた非常に胸に刺さります。 誰もが心の…

『精神科ナースになったわけ』生きたいから生きづらいと死にたくなるんだよ

精神科ナースの方や精神科医、医療施設や団体など、様々なところに取材をして著者がまとめたコミックです。 何度も読んでしまいます。そして、同じところで同じように胸が痛くなります。 統合失調症や境界性人格障害、認知症...精神科には様々な病気の方が入…

『時が止まった部屋』遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

特殊清掃に関する本は今までにも何冊か読んだことがあるけれど、特殊で嫌悪感さえ覚える可能性もあるのに、なぜかどの本も温かい。

『夜しか開かない精神科診療所』スタバに行く感覚で精神科へ

タイトル通り、夜しか開かない精神科クリニック「アウルクリニック」の院長先生の書いた本。