わたし、シーズン2

読書が趣味の30代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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読書感想文

『永遠のおでかけ』大切な人の死で知る悲しみとその悲しみの先にある未来

40歳を目前に、生きることへのしんどさから開放されたなぁと感じる今日この頃。著者も、戻るならそのくらいの年だと書いていたので、同じように思う人は多いのかもしれません。

『人間失格』私は彼を「人間失格」だと言い切ってしまえない

「恥の多い生涯を送って来ました」 この1文から始まる、”太宰治の自伝”や"遺書"とも言われている代表作。本当の自分を誰にもさらけ出す事の出来ない主人公、大庭葉蔵の手記です。 私の正直な感想としては、「共感」はできなかった。でも、彼の感じる哀しさは…

『現実逃避してたらボロボロになった話』この漫画を描くことも、彼女にとっての自傷行為なのかもしれない

永田カビさんのコミックエッセイです。さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポを読んだ時には、まさかこんなアルコール依存症になっているとは思いもしなかったので、とてもびっくりしました。

『さびしすぎてレズ風俗に行きました』もがきながら続ける姿に思いがけず勇気をもらう

電子書籍のおすすめに出てきたので、なんとな~く読んでみました。コミックエッセイです。コミカルな風俗レポ・・・かと思いきや、とっても真面目な?お話です。

『さかなのなみだ』小さな世界から出て広い世界を見る大切さ

大人の世界でもあるイジメ。それは子供の世界にも、さかなの世界にも...。 さかなクンの体験をもとに書かれています。 狭い世界にいる事が「いじめっ子」を生み、その結果「いじめられっ子」を生んでしまう。その通りだと思います。(人間の場合は、さかなと…

『密話』悲しいではなく哀しい物語

『日本児童文学』に連載されていたものに加筆修正して書籍化したものです。連載時のタイトルは「わたしと友だちになってはいけない」だそうですが、これがまたピタリとハマります。 児童書というカテゴリーのようですが、大人が読んでも面白いと思います。(…

『頭のうちどころが悪かった熊の話』シュールでスパイシーな大人の寓話集

表紙買いした1冊。2007年に買って何回も読んでいる本。不思議なことに、読む時の自分の状況とかで感じ方が変わります。また読むごとにより深く感じます。 動物が主人公の7つの短編集です。シュールな大人の童話という感じ。表紙の絵がかわいいのもあり、ほん…

『ノルウェイの森』人の温もりを感じる事は自分が「生きてる」ってことをより感じるのかもしれない

1987年9月、書き下ろし作品として刊行されたそうなので、もう30年以上前の作品なんですね。寝る前にベッドで読みましたが、上下巻で10日くらいかかりました。 読んだ感想としては、正直.....しんどかった!”読む”のがしんどかった訳じゃなくて、心がしんどか…

『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』明日にのばせることを今日するな! 

「藤子不二雄」私と同年代以上の日本人であれば、1度は聞いたことがある人が大多数なのではないかと思うほどに、とても有名な漫画家であり、作品名も1つくらいは知っていると思う。しかし、この本を読むまで私は”中の人”のことをあまり知らなかった...。

『母がしんどい』母親の鎖のような呪いで、子供を縛り付けてしまってはいけない

本屋さんで、ちょっと衝撃的?なタイトルが目に留まり買ってみました。タイトルから予想できるように「毒親」と言われる母親(時に父)に育てられた、筆者の苦悩が描かれています。 この本に出てくる母親は、子供を縛り付ける....というか干渉し、所有物のよ…

『爪と目』"あなた"がネットの世界にのめりこんでいく様子がリアル

第149回芥川賞受賞作です。 ......なんだろう。読み終わった後のこの感じ。私の勝手な想像で子供が虐待されるのかと思っていたのですが、違っていました。 2人称は、違和感もなくスッと入ってきたのですが、とにかく想像力をフル回転させる本でした。 3歳だ…

『わたしのいもうと』救いのない悲しいお話ですがみんなに読んでほしい絵本

絵本です。だけど...私は、こんなにも救いのない絵本を読んだ記憶がありません。 お姉さんの語りで物語は進んでいきます。そんなお姉さんが語るのは、”いもうと”がいじめられているということ。 そして”いもうと”の姿は、そこに描かれているのに・・・”いも…

『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』手放しでオススメできる私のお気に入りの1冊です

小学校1年生の”かのこちゃん”と猫のマドレーヌ夫人が主人公の物語です。いい意味で凄く裏切られた作品です。 とにかく登場人物が全員優しくて素敵。特に主人公のかのこちゃんの可愛さは異常。 かのこちゃんのお父さんも、とーっても素敵です!(お父さんだけ…

『保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと』私の愛犬ミィも保健所犬(保護犬)です

我が家には、2015年に"うちのこ"になった「保健所犬」がいます。野良で放浪していたところを保健所に収容されていました。そして、その仔は著者の片野さんちの愛犬"マド"にそっくりです。 そういうご縁でこの本を手に取りましたが、”保健所犬とは何か”から始…

『ピカソの絵本―あっちむいてホイッ!』親子で楽しめるアートな絵本

誰もが名を知るパブロ・ピカソ。 だけど、彼の作品を私はほとんど知らなかったんだと、この本を読んで思いました。 内容は、子供にも分かるように書かれています。他の画家さんのも出ているシリーズものなので、お子さんが初めて「アート」に触れるのにもお…

『言えないコトバ』言えないコトバ、言わないコトバ...それは、人間の本質が見える、実はとても重要な”コトバ”

益田ミリさんのエッセイです。益田さんの独自の目線で「言うのがなんとなく恥ずかしい言葉」や「言いたくない言葉」について書かれています。 別に気にしなければ意識することがないような言葉たち。だから、「そんな事いちいち気にしなくても・・・」って思…

『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち 「きょうだい型」性格分析&コミュニケーション』私は長子・夫は中間子・子供は一人っ子!

私は長子夫は中間子子供は一人っ子。 読んだ感想としては・・・う~ん、まぁ当たってるトコもあるかもなぁ・・・くらい。血液型くらいの感じでネタとしてって感じです。 身近な人を当てはめてみて「当たってるな~」とか「あの人は長子っぽくないなぁ~」など…

『夫のちんぽが入らない』暗闇から抜け出そうともがき苦しむことも「生きる」ということ

驚きのタイトルですよね。独特なネーミングセンスだと思います。 ただ、そのおセンスのおかげで、年頃の娘がいる我が家の本棚には並べる事が出来ず、電子書籍にて購入しました。 夫のちんぽが入らないのは、この夫婦にとっての1つの問題・・・というか1つの…

『Aではない君と』心とからだとどちらを殺したほうが悪いの?

ある日突然...同級生の殺人容疑で14歳の息子”翼”が逮捕されます。 離婚し新たな人生を歩もうとしていた父と、息子と一緒に暮らしていたけれど忙しい毎日に追われ子供が見えていなかった母。 親である限り、自分の子供が被害者になるだけでなく、加害者になる…

『蜘蛛の糸・地獄変』どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え

表紙とお値段に惹かれて買いました。あと、日本を代表する文豪の作品に触れたかったのもあります。『蜘蛛の糸』『地獄変』を含む計8編が収録されています。 太宰治や江戸川乱歩も、私の中では(いい意味で)変態だと思いますが、芥川龍之介は...これまた個性…

『ドラえもん短歌』みんなのドラえもん愛に泣かされる...

図書館で借りたのですが...いやー、よかった。とっても好き。手元においておきたいので買おうかと思っています。 みんなの”ドラえもん愛”が詰まった歌集なのですが、これがいいのよ。 もちろん、全部が全部という訳じゃないけど胸がキューンってするような短…

『特殊清掃』死と向き合った男の20年の記録

私はこの人のブログを読んだことがあって、その時に衝撃を受けました。その後本屋さんで文庫本が出てるのを見て、急いで図書館で借りました。 普段生活していると、この「特殊清掃」とはきっと縁のない生活。だけど、自殺者や孤独死が社会問題として取り上げ…

『母という病』きっと、母と子は難しい

精神科医である著者の経験と知識が詰め込まれています。正直、同じような内容が繰り返される感は否めないのですが、色んな人々の「母という病」を垣間見ることができます。 「自分や母に当てはまる」と思う事で自分の母に対する感情が、ストンと府におちる。…

『犬たちをおくる日』愛媛県動物愛護センター職員たちの日常を追いながら、命の尊さを考えるノンフィクション

平成23年度の犬・猫の殺処分数は、174,742匹。[引用:動物愛護管理室]単純に365日で割ると、1日約479匹が殺処分されている事になります。 恐ろしい数だと思いませんか?ペットブームだなんだと言っている裏側でこのような現実。 この本には、施設に自らペット…

『カルト宗教信じてました「エホバの証人2世」の私が25年間の信仰を捨てた理由』10歳の時に母親に連れられてカルト宗教に入信した著者のお話

カルト宗教「エホバの証人(ものみの塔)」の2世信者で、同じ2世と結婚した作者が書いたマンガです。家や職場に主に2人組で勧誘に現れるあの宗教。名前は知っているけれど、実態は分からなかった「エホバの証人」。 私が小学生の時に、同級生で「宗教上の理…

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』ちょいちょい入ってくる哀愁ある表現がとても好きです

以前、若林正恭さんの社会人大学人見知り学部卒業見込の読書感想文を書きました。 それを読む前は「根暗でネガティブな私と一緒」だと思っていたのに、読後なんだか裏切られたような気持と同時にとても勇気づけられました。 今回もまったく同じ気持ち。 簡単…

『宝くじで1億円当たった人の末路』とりあえず首をポキポキ鳴らすのはやめましょう!

本屋さんでたまたま見つけて、タイトル買い。「経験者が語る」系かなと勝手に思っていたのですが、その道の専門家がその方の視点で語っていきます。 個人的な感想としては・・・スキマ時間にパラパラ~っと読むって感じの本です。当事者の話がもっと載ってい…

『ママがおばけになっちゃった!』我が子を抱きしめたくなる絵本

子供が生まれてきてくれた時は、生きていてくれるだけで幸せだと思ったけれど・・・生まれたばかりの泣いてばかりの赤ちゃんに戸惑い、魔の2歳に疲れ果て、幼稚園や小学校に入ると、子供に関わる人間関係などにも悩まされ...。 そんな我が子も小学生高学年に…

『ボッコちゃん』1971年に出版されたとは思えない!全く色あせない名作

「夢巻」の作者田丸雅智さんが好きなので、その彼が憧れた星新一さんを読んでみました。 ショートショートなので、1話が凄く短いので子供の塾のお迎えの待ち時間に読んでいました。通勤、通学のお供や寝る前に1話ずつ読む・・・など、忙しくまとめて読書時間…

『婚礼、葬礼、その他』呼ぶことはできなくても頻繁に呼ばれる人生

津村さんの描く「怒り」が好き。この人の世界観が好き。この作品は表題通り、冠婚葬祭に翻弄される主人公の話です。 「行かなければ・・・」と思いながら参加するそれらは、まさに“召喚”という表現がぴったり。所々、毒づいてはみるけれど、その毒に共感する…