わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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読書感想文

『ランチのアッコちゃん』おいしいものを誰かと食べる幸せ

重たい本を読んだ後に読みたい1冊。 読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。 読むとどんどん元気が出るビタミン小説です。 ランチのアッコちゃん 感想 出てくる食べ物がとってもおいしそう。 料理があまり得意ではない私は、毎日こんなお弁当食べたいな~っと…

『ここで土になる』ダム建設にゆれた村で土を耕し続けた夫婦

読書感想文の課題図書だったため、2016年に小学生の子供用で購入。 文字が少ないので「読む」のは簡単なのですが、しっかりとした感想文を書こうとすると、少し難しいかもしれません。 ダムの建設のため、村人は村を去り・・・残ったのは老夫婦2人。 お墓ま…

『花宵道中』情景や着物の柄さえも...ふわぁ~っと浮かぶような見事な描写

第5回女による女のためのR-18文学賞で大賞と読者賞を受賞した作品です。 江戸は吉原での遊女のお話。 安達祐実さん主演で映画化されています。 // リンク 花宵道中 感想 花魁のお話なので作中に性描写があるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、女性…

『ペンギン・ハイウェイ』大人になってから振り返ると、なんか...子供って素敵よね

第31回日本SF大賞受賞作。 冒険と驚きに満ちた長編小説です。 ペンギン・ハイウェイ 感想 小学校4年生のアオヤマ君が主人公。 さわやかな季節に読んでほしい、ファンタジーな世界です。 自分の乏しい想像力をフルに使って読みました。 探検をする道のりなど…

『乳と卵』母親が「女」になること...それはそれは恐怖で悍ましい

姉とその娘が大阪からやってきた。 三十九歳の姉は豊胸手術を目論んでいる。姪は言葉を発しない。 そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。第138回芥川賞受賞作。 乳と卵 感想 独身の"私"と母である巻子、その娘で、思春期まっただ中の緑子の3人の物…

『葬送の仕事師たち』生きることも死ぬことも、とても生々しいこと

「世界は誰かの仕事でできている」某CMでおなじみの言葉だが、私が大好きな言葉だ。 この世には皆によく知られた職業だけでなく、日は当たらないけれど...とても大切な仕事がたくさんある。 その中の1つともいえる「葬送」にかかわるお仕事がこの本の主人公…

『桜の下で待っている』面倒だけど愛おしい「ふるさと」をめぐる物語

郡山、仙台、花巻…桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人の物語。 特に何かが起こるわけでもないが、彩瀬まるさんらしい美しい物語だった。ぜひ春に読んでほしい1冊。 桜の下で待っている 感想 出てくる町は行ったことのない町ばかりだ…

『家族の言い訳』言い訳をいちばん必要とするのは家族です

私もいい大人になり、自分の家族を持っということを経て、なんとなく「家族」というものが分かってきた... そんなタイミングでこの本に出会えてよかった、そう思いました。 『ホタルの熱』『おかあちゃんの口紅』はラジオドラマや入試問題にもなった作品です…

『まなの本棚』年間100冊以上の本を読む彼女の本棚

芦田 愛菜さんと、私の娘は同い年。 2004年生まれの子どもたちは何度「まなちゃんとお同い年とは思えない...」と親から言われたでしょうか(笑) 私が最初に愛菜さんを知ったのは、ドラマ「mother」です。 // リンク 子育て真っ只中だった私は、当時ほとんどT…

『遺体と火葬のほんとうの話』プロフェッショナルの熱い思い!

普段ほとんど知ることができない遺体や火葬の話が書かれている。祖父の代から90年続けている葬儀屋さん(佐藤葬祭代表:佐藤信顕さん@satonobuaki )が著者だ。 著者は葬儀や火葬にまつわるデマや都市伝説にトドメを刺したい!葬儀で嫌な思いをする人を減らした…

『ほしいものはなんですか?』悩みやチクリと傷むものを抱えるひとへ

一人っ子のリナちゃん、そのお母さんで専業主婦のミナ子、そして35歳独身、ミナ子の義妹のタエ子。 この3人のに日常を切り取ったマンガです。 専業主婦のミナ子は、自分が薄くなっていくような・・・ 世間から取り残されたような寂しさと、少し焦る気持ちを…

『まともな家の子供はいない』主人公たちの気持ちは、あのころの私の気持ち

心に刺さるタイトルです。 受験を控えた中学3年”セキコ”を中心に進んでいく「まともな家の子供はいない」と、セキコの同級生を中心に進む「サバイブ」の2話収録。 まともな家の子供はいない 感想 子供と大人の境目にいる主人公達の気持ちは、あの頃自分と一…

『骨を彩る』その闇や悲しみさえも、自分

タイトルと装画に惹かれました。 凄く凄くよかったです。何度も読みたいです。 初めて彩瀬まるさんを読みましたが、表現がとても豊かで私の好みでした。 骨を彩る 感想 連作短編集で、登場人物がリンクします。それがまた非常に胸に刺さります。 誰もが心の…

『精神科ナースになったわけ』生きたいから生きづらいと死にたくなるんだよ

精神科ナースの方や精神科医、医療施設や団体など、様々なところに取材をして著者がまとめたコミックです。 何度も読んでしまいます。そして、同じところで同じように胸が痛くなります。 統合失調症や境界性人格障害、認知症...精神科には様々な病気の方が入…

『時が止まった部屋』遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

特殊清掃に関する本は今までにも何冊か読んだことがあるけれど、特殊で嫌悪感さえ覚える可能性もあるのに、なぜかどの本も温かい。

『夜しか開かない精神科診療所』スタバに行く感覚で精神科へ

タイトル通り、夜しか開かない精神科クリニック「アウルクリニック」の院長先生の書いた本。

『ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。』もちぎさんの優しい言葉は辛い経験あってこそなのかもしれない

元ゲイ風俗とゲイバーで働いていたゲイの”もちぎさん”のコミックエッセイ。全3巻のシリーズです。 このところ高校生の娘がLGBTについてよく話してきます。 学校で多様性について話し合ったり、インスタでフォローしているLGBTの方の投稿がキッカケのようです…

『推し、燃ゆ』推しがいない私さえ一瞬で物語へ引きずり込んでいった

第164回芥川賞受賞作。(2021年本屋大賞ノミネート作品) どこの本屋さんでも品切れで、手に入れるのに苦労しました。 推し、燃ゆ 感想 私は、40年近いこの人生で一度も「推し」がいたことはない。 いいな~と思う俳優や歌手がいても「いいな~」止まり。 ファ…

『ゴールデンレトリバーのエフとコメとの楽しい暮らし』インスタもかわいくって悶絶です!

2017年にお空に旅立ったゴールデンレトリーバーの先代のエフちゃんと、2018年にやってきたコメちゃんとの日常を描いたコミックエッセイです。(インスタでも大人気!) こちら、1巻と2巻があります。 // リンク // リンク 私は子供のころから犬と暮らしてい…

『母影(おもかげ)』私は少女を抱きしめてあげたい

母影と書いて”おもかげ”と読みます。 ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル&ギターの尾崎世界観さんの4年半ぶり、初の純文学作品。第164回 芥川賞候補作です。 母影(おもかげ)感想 小学生の女の子の目線で物語は進んでいきます。 シングルマザーで…

『永遠のおでかけ』大切な人の死で知る悲しみと、その悲しみの先にある未来

40歳を目前に、生きることへのしんどさから開放されたなぁと感じる今日この頃。著者も、戻るならそのくらいの年だと書いていたので、同じように思う人は多いのかもしれません。

『人間失格』私は彼を「人間失格」だと言い切ってしまえない

「恥の多い生涯を送って来ました」 この1文から始まる、”太宰治の自伝”や"遺書"とも言われている代表作。 本当の自分を誰にもさらけ出す事の出来ない主人公、大庭葉蔵の手記です。 人間失格 感想 私の正直な感想としては、「共感」はできなかった。 でも、彼…

『現実逃避してたらボロボロになった話』この漫画を描くことも、彼女にとっての自傷行為なのかもしれない

永田カビさんのコミックエッセイです。さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポを読んだ時には、まさかこんなアルコール依存症になっているとは思いもしなかったので、とてもびっくりしました。

『さびしすぎてレズ風俗に行きました』もがきながら続ける姿に思いがけず勇気をもらう

電子書籍のおすすめに出てきたので、なんとな~く読んでみました。コミックエッセイです。コミカルな風俗レポ・・・かと思いきや、とっても真面目な?お話です。

『さかなのなみだ』小さな世界から出て広い世界を見る大切さ

大人の世界でもあるイジメ。それは子供の世界にも、さかなの世界にも...。 さかなクンの体験をもとに書かれています。 狭い世界にいる事が「いじめっ子」を生み、その結果「いじめられっ子」を生んでしまう。 その通りだと思います。(人間の場合は、さかな…

『密話』悲しいではなく哀しい物語

『日本児童文学』に連載されていたものに加筆修正して書籍化したものです。 連載時のタイトルは「わたしと友だちになってはいけない」だそうですが、これがまたピタリとハマります。 児童書というカテゴリーのようですが、大人が読んでも面白いと思います。…

『頭のうちどころが悪かった熊の話』シュールでスパイシーな大人の寓話集

表紙買いした1冊。2007年に買って何回も読んでいる本です。 不思議なことに、読む時の自分の状況とかで感じ方が変わります。動物が主人公の7つの短編集です。 頭のうちどころが悪かった熊の話 感想 シュールな大人の童話という感じ。 表紙の絵がかわいいのも…

『ノルウェイの森』人の温もりを感じる事は自分が「生きてる」ってことをより感じるのかもしれない

1987年9月、書き下ろし作品として刊行されたそうなので、もう30年以上前の作品なんですね。 寝る前にベッドで読みましたが、上下巻で10日くらいかかりました。 ノルウェイの森 感想 読んだ感想としては、正直.....しんどかった! ”読む”のがしんどかった訳じ…

『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』明日にのばせることを今日するな! 

「藤子不二雄」私と同年代以上の日本人であれば、1度は聞いたことがある人が大多数なのではないかと思うほどに、とても有名な漫画家であり、作品名も1つくらいは知っていると思う。しかし、この本を読むまで私は”中の人”のことをあまり知らなかった...。

『母がしんどい』母親の鎖のような呪いで、子供を縛り付けてしまってはいけない

本屋さんで、ちょっと衝撃的?なタイトルが目に留まり買ってみました。 タイトルから予想できるように「毒親」と言われる母親(時に父)に育てられた、筆者の苦悩が描かれています。 この本に出てくる母親は、子供を縛り付ける....というか干渉し、所有物の…