わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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夫婦円満の秘訣は...断酒

夫と結婚して約20年。

 

ホントにホントに色々ありました。

 

でも、それってほとんどの夫婦がそうですよねぇ...。何事もなくただ幸せに20年なんてありえない。

 

離婚危機も何度かありました。

 

1番多かったのは喧嘩の理由は....義母(義家族)関係。

 

 

そして次に多かったのは「理由なき夫の不機嫌」問題。

 

これ、めちゃくちゃ辛かった。

 

夫が30歳半ば頃だったのですが....急に不機嫌になったり、とても冷たくなったりして理由を聞いても「別にない」と言う。

 

何度聞いても「自分でも分からないけど、凄く家族を邪魔だと感じる。一人になりたい。」と言われ、心の底から傷ついて本当に離婚寸前までいきました。

 

実際の所、今でもなんだったのか分からないと夫は言います。

 

夫は仕事で凄く忙しかったし、私も仕事と家事・育児で疲れ果てていてイライラしていたし、そういったのが重なって鬱っぽくなっていたのかもしれません。(不倫しているような感じはなかったですが...実際のところは分かりません。)

 

それでも、なんとか(私の忍耐と努力で!)ギリギリの所で持ち直し、今に至ります。

 

 

少し時間が経って冷静になった時、私に対して心から申し訳なかったと思ったみたいで何度も謝られました。

 

 

そして「オレ、お酒辞める」と。

 

 

とにかくお酒が大好きで、毎日500mlのビールを2本くらい飲んでいたし、もし帰宅時にビールが冷えてなかったら機嫌が悪くなるような夫が、自ら突然断酒宣言。

 

以前から何度私が少し控えるように言っても聞かなかったのに!

 

どうやら、私に対して酷いことをしてしまったから...私が嫌がっていた飲酒をやめようと思ったようです。

 

断酒宣言から3年経ちますが見事にほぼ飲まなくなりました。

 

娘の卒業式とか、とーってもいいことがあった時などに、年に2・3回家で飲むだけです。おかげでお酒もめっぽう弱くなりました。

 

断酒して酒代がかからなくなった事もいいことの1つではありますが、そんなことよりも我が家にとってとーっても嬉しいことが。

 

それは、夫の精神の安定です。

 

以前はホントに何がスイッチになって不機嫌になるのか分からないところがあったり、すぐに怒ったりしていたのですが、今では別人のように穏やかです。

 

 

断酒前の夫の状態をWHO(世界保健機関)が作成したチェックシートで、チェックしてみたところ、夫はアルコール依存症の1つ下のランク「危険飲酒」でした。

 

飲酒が日常的な習慣になっていたし、休日は昼から飲むことがあったし、そもそもお酒が冷えてないと機嫌が悪くなるってやっぱりおかしいですよね。

 

でも、私がどんなに「お酒を減らした方がいいよ、アル中になっちゃうよ!」と言っても「そんな訳ない!自分は普通だよ。アル中になんかなるわけない!」と言っていました。

 

自分ではやっぱり分からないだと思います。

 

加えて...夫の家系は全員が大酒飲み。義母も義姉も所謂キッチンドリンカー。義父は夫が子供の頃からお酒を飲んで暴れていたそうです。

 

だから遺伝的にもお酒に強い体質で「お酒は毎日飲むのが普通」だと思って疑わなかったのもあると思います。

 

一方私の家系は本当に下戸で、全員がほとんど飲めないので(350ml飲めば顔が真っ赤になって寝てしまうくらい。)毎日飲酒されるのは結構ストレスでした。

 

飲酒をやめてくれた夫には本当に感謝しています。

 

おかげでここ数年は、本当に穏やかに幸せに夫婦仲良く暮らしています。

赤鼻のトナカイ

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

 

明日はクリスマスイブですね~♪

 

娘は県外の予備校で寮暮らし、夫は単身赴任中なので20年以上ぶりに完全一人ぼっちのクリスマスです。

 

なので今年はツリーも出さないし、クリスマス気分はゼロです。

 

 

 

そんなクリスマスに思い出すこと。

 

それは...

 

真っ赤なお鼻の~トナカイさんは~♪というおなじみのクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」のこと。

 

私は子供の頃、大きな間違いをしていました。

 

 

真っ赤なお鼻のトナカイさんは

いつもみんなの笑い者

でも その年のクリスマスの日.....

 

 

この歌詞の太文字部分「でも その年の」を「デモッソの都市の」と勘違いしていたのです。

 

スティンキー少女は、トナカイやサンタさんが住んでいる北欧に「デモッソ」という都市があると心から信じていました。

 

 

 

少し大きくなって中学生。

 

カラオケでクリスマスパーチー中に、この歌みんなで歌うことになり、初めて文字で歌詞を見て衝撃!

 

ナニィィィ??でも その年の....?えぇ!デモッソの都市の....じゃないぃ??

 

楽しい気分のパーチーの時間が一瞬に止まって私にだけ静寂が訪れたよな、なんかそんな衝撃。

 

心臓がバクバクしたのを覚えています。

 

それまで信じて疑わなかったデモッソの都市は、ない。

 

 

いや...どうでもいいことなんだけれど、長い間信じていたことが間違っていたという初めての体験は、なかなかの衝撃でした。

 

 

そんなこんなで(え?どんな?)みなさま、素敵なクリスマスを~♪

アラフォー女性の気まま旅行記【まとめ】子育て終了女性は旅に出よう!

 

人生初の長期一人旅が無事終了し、今回の旅を振り返ってみました。

 

*アラフォー女子 はじめての一人旅

 

 

まず思った事は、一人ってびっくりするぐらい自由だよ!ってこと。

 

家族や友人と一緒だと、どうしても自分の希望だけでは動けない。

 

観光場所・ごはん・休憩などなど気を使います。

 

でも、一人だとその時に思ったまま行動できるんですよね~。

 

移動中やホテルでも誰ともしゃべらなくていいし、トイレだって好きな時に行ける。

 

極論、途中で嫌になったら旅行を辞めて家に帰ることだってできます。

 

 

 

そんな「行動の自由」に加えて、心の自由もあります。

 

今までは友人と旅行に行くときも、子供や犬を家族に見てもらっていました。

 

でも、もう今は家に私を待つ存在はいない。

 

だから「ちゃんとおりこうにしてるかな?」「寂しがっていないかな?」と気にすることもなく、おいてきた罪悪感などもありません。

 

そして、旅に出てしまえば、もうそこに「私」という人を知っている人はいない。

 

その事実だけで、なんかめちゃくちゃ自由を感じます。

 

一人旅ならお金も1人分でいいしね!

 

...なんだか、いいことだらけのような気がします。

 

特に趣味や推し活だったり、私のようにマンホールカードを集めたり、神社にお参りして御朱印貰ったりって一人旅とめちゃくちゃ相性いいと思います。

 

 

 

あと、とても大切なことは自己肯定感が上がると思います。

 

1人は自由だけど、計画も行動もチケットや宿の手配も全て自分1人。

 

だから出発前は少し不安とかもあると思うんですよね。

 

だからこそ、旅が終わった時に「無事に帰ってきた!全部自分1人でできた!まだまだ私だって捨てたもんじゃない!」と思えます。

 

年を重ねると、だんだん自分に自信がなくなったり、社会の役に立ってないな...と思ったりすることが増えるので、自己肯定感は自分で上げていきましょう!

 

 

会社経営しながらの家事・子育て・夫のお世話をしてきたこの20年。

 

また自分の人生を歩いて行きたいなと思っている今日この頃。

 

まさに...わたし、シーズン2です。

 

アラフォー女、ひとりぼっちになりました

2020年・2022年に愛犬たちがお空に旅立ち、2023年春に娘が予備校の寮に入寮。

 

なので私は今年3月から夫と2人暮らしです。

 

ところが先日、その夫まで突然1年ぶり8回目の単身赴任になりました。

 

 

長らく2匹と3人で暮らしていた一軒家に、突然ポツンと一人。

 

洗濯もご飯も掃除も、一人分だとあっという間に終わっちゃう。

 

 

 

そして、もうこの家に私の帰りを待ってくれてる人はいないんだなぁ...と買い物から帰った時にふと思う。

 

 

 

ひとりぼっちだなぁ。

 

 

 

でもそれは言い換えれば...とても自由だ!!

 

それならば、今までできなかったことをしよう!

 

旅だ!旅に出よう!

 

 

今まで1泊2日なら一人で出かけたことはある。でもそれは旅行ではなくて、仕事とか用事。

 

そう考えると初めての一人旅だな~。

 

ヤバイ...オラ、ワクワクすっぞ。

 

 

どこに行こうかな~♪と行先を決めるのに、めちゃくちゃいいやーん!と今回思ったこと!それは...

 

私はKindle Unlimitedを契約しているんだけど、ほとんどの「るるぶ」や「まっぷる」が読み放題でした。

 

 

旅行ガイドブックって買うと結構高いのに、毎年情報が更新されるから結局行くたびに買う...みたいになっちゃうから、これは本当に嬉しかったです。

 

そんなこんなで、一人旅を決めてからグーグルマップと向き合う毎日が始まりました。

 

*アラフォー女子 はじめての一人旅

 

不倫の代償

広末涼子さんと鳥羽周作さんの不倫。

 

それに伴うキャンドルジュンさんの会見。

 

 

 

....いや、マジで地獄だな。

 

 

 

不倫した当事者たちはまぁ自業自得なんだけれど、それでもどの立場になっても地獄。

 

当事者、その配偶者、それぞれの子供。

 

地獄だよ、地獄。

 

 

 

当事者は一時の快楽や寂しさの穴埋めが、こんな大きな地獄になるなんて思ってもなかったんだろうけど。

 

その一時の快楽や寂しさの穴埋めで、配偶者や子供たちは日常が崩壊し大きなストレスを抱え...トラウマにもなってしまうかもしれません。

 

別に私の配偶者の不倫問題ではないので、誰かをたたくつもりはないけれど...やはり配偶者と子供さんたちの気持ちを思うと苦しくなります。

 

 

私はずっと「不倫するやつはクズ」だと思っています。

 

それは私の父の不倫が原因で両親が離婚し、私にとってそれが長い間キズになっていたから。

 

だから今回のキャンドルさんの会見で、赤裸々にご家族のことをお話されたことによって、普通の家族が崩壊していく様子がとてもリアルに感じられて苦しかったです。

 

どんな夫婦でも、ずーっと何もなく円満で何の問題なんてないってきっとありえない。(それがあり得るとしたら、片方だけがずっと我慢してそれを相手に伝えていないだけだと思う。)

 

そして女優さんだけではなく、きっと誰だって強いストレスがかかったり、パートナーや家族間での問題を抱えていたりすると、心が不安定になると思います。

 

今回は不倫が報道される前に、離婚の話が出て別居してたみたいだから夫婦仲もうまくいっていなかったみたいだし。

 

そんな時に、自分に寄り添い優しい言葉をかけてくれて愛してくれる人がいたら、まぁ心惹かれる気持ちは...分からなくはない。

 

 

 

でもさ、そこでホントに不倫に走っちゃうのって、逃げであり甘えだよね。

 

だって、自分の抱える問題や寂しさや苦しさって結局は自分以外には解決できないんだから。

 

誰かが優しくしてくれようが、愛してくれようが解決なんてしてくれない。

 

不倫相手に癒されたりするのって、ただの一時避難場所を見つけただけよね。しかも、とってもリスキーな時避難場所。

 

とにかく苦しくなる報道・会見でした。

 

もし広末さんの不安定さがご病気から来るものだとしたら適切な医療につなげて、とにかく子供さんたちのケアを1番に考えて、大人たちは動いて欲しいなと思います。

 

 

そして不倫はダメなの、絶対。

 

本人たちだけなのよ。気持ちいいのは。

ただただ早く終わって欲しい

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毎日毎日コロナのニュース...から、毎日毎日北京オリンピックになって、ほっとしたのも束の間、今度は毎日ロシアのウクライナ侵攻のニュース。

 

心がすり減るのを感じています。

 

 

私がまだ小学生だったころ、湾岸戦争がありました。

 

ネットもなく、まだ映像・通信技術も低かった時代ですが、闇夜に光るミサイルの映像を見て「怖い」と思ったことをよく覚えています。

 

 

 

8月に戦争について書きました。

 

 

これを書いたときは、まさか半年後に戦争が起こるなんて思ってもみませんでした。

 

もっと言えば、自分が生きている間に戦争があると思っていませんでした。

 

 

無知で平和ボケ...のせいかもしれませんが、繰り返してきた歴史から学び、世界中の人々が戦争はいやだ、と思っていると思っていたから。(それでも世界中の多くの人は戦争反対だと思うけれど。)

 

そして何より、この現代で他国を侵攻し「戦争」を選ぶなんて「普通」ではないと思うから。

 

しかし、ロシアでのプーチンの支持率は依然高く、70%程度だと聞いて本当に驚きます。(まぁ本当の支持率かどうかは怪しいですが。)

 

 

学校や役所への爆撃

 

破壊された町、

 

防空壕で泣いている人々、

 

病院の地下で抗がん剤治療をしている子供たち、

 

防空壕で生まれた赤ちゃん、

 

武器を持たずに戦車に立ち向かうウクライナ国民

 

 

でも、世界中がどうすることもできない現状。

 

とにかく心が揺さぶられ、苦しい。

 

 

専門家と言われる人たちは「ロシアの国民が中から変えるしかない」と言いますが、デモに参加した数千人の人が連行されてしまう中、ロシアの心ある国民の人はどうしたらいいのだろう。

 

ロシア軍がクーデターを起こせば、とりあえず戦争は終わるのかな?

 

 

何もできないけれど...心から戦争が終わることを祈っています。

 

 

自分にできることは、戦争が終わることを祈ること、そしてわずかではありますが人道支援のために寄付をすること...そう思い寄付させていただきました。

 

昨日4億円台だったのが現在5億円台になっていて、どんどん増えていくのを見て、みな同じ想いなんだな...と感じています。 

 

マイメロママの炎上に思ふ

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サンリオの人気キャラクターマイメロ(マイメロディ)さん。↓

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そのマイメロさんの”ママ”が炎上しています。

 

ことの発端は、マイメロママの「過去の名言」を用いたバレンタイン商品を発売する...ということだったのですが...この「過去の名言」が炎上したようです。

 

・「女の敵は、いつだって女なのよ」

 

・「男って、プライドを傷つけられるのが一番こたえるのよ」

 

・「女ってね、ダメな男ほど放っておけないものなのよ」

 

2005~09年放送のテレビアニメ「おねがいマイメロディ」の中での発言だそうです。

 

これらの発言をパッケージにしたところ...

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「女らしさ、男らしさの押しつけ満載」

 

「現代と感覚がズレている」

 

と炎上してしまったそうです。

 

 

 

 

 

.....メンドクセェ。

 

 

 

 

 

そう思う私は、現代から感覚がズレているのかしら?

 

 

人権侵害や性差別は、もちろん絶対にあってはならないと思う。

 

でも、キャラクターが発したこの言葉がそれにあたるとは、正直私は思わないのです。

 

まして、政府が国民全員に無条件に配布する!とかではなく、企業が売り出す1商品のパッケージなので、嫌な人は買わなければいいんじゃない?と思ってしまいます。

 

こんなことで、発売前日に発売を中止って...もし中小企業だったら倒産してしまうかもしれない。

 

それってとっても恐ろしいことだと思いました。

 

 

 

最近では、鬼滅の刃で「遊郭」が舞台になれば「子供になんて説明するの!不謹慎!」とネットニュースになる。

 

....バカなの?正気?

 

 

何でもかんでも批判して、企業も個人もそれをそれを恐れて、万人に受け入れられるものだけを目指す世の中。

 

「少数の正義」を、その他の人たちが全て受け入れる...というのが「多様性」なの?と思ってしまいます。

 

なんだかとても息苦しい世の中だなぁ...と思います。

 

 

このマイメロママ炎上騒動の中で、こんなツイートを見つけました。

正直、若い頃は「女の敵は女」と思ってた時期もあったけど、中年になった今、同世代の女性と喜びや悲しみを分かち合うことが増えて「ババアの味方はババア」を実感してる。

 

ババアに足を突っ込んだ私には、これはよく理解できます。

 

ホントそうなのよ。ババアって尊いの。

 

 

そして、このツイートを見て、つい最近うちの母(70歳)が発した名言を思い出しましたので、それをご紹介して本日は終わりにしたいと思います。

 

ババアは毒も吐くが、よく効く薬にもなる。

ババアは老いにも若きにも、役に立つ。

ババアのおせっかいは、人を救う。

そんなババアに、私はなりたい。

NHKスペシャル ドラマ『こもりびと』引きこもり当事者とその親の葛藤

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録画していたNHKスペシャル ドラマ『こもりびと』を見ました。

 

www3.nhk.or.jp

 

NHKスペシャル ドラマ『こもりびと』 感想

10年以上に渡って引きこもる40代の息子を松山ケンイチさん、その父親を武田鉄矢さんが演じています。

 

お二人の演技がとてもリアルで引き込まれます。

 

 

引きこもり当事者の息子は、誰にも言えない気持ちをブルーハーツの歌詞で表現していました。

 

私も若かりし頃、ブルーハーツをよく聞いていたのでとても懐かしかったです。

 

もう30年も昔の曲なのに全く色褪せないことへの驚きと、多感だった頃(思春期)に自分を投影したであろう歌詞に、30年経った今も支えられている姿に少し切なさも感じました。

 

尾崎豊やブルーハーツは多くの若者の心に寄り添い救ってきたと思うけれど、大人になるとあのような想いは消えていき...忘れてしまう。

 

なので、大人になってからもあの感性・感覚のまま生きてゆくのは、いささか息苦しく辛いことだろう...と思ったりしました。

 

 

 

ドラマの中の父親は元教師で、とても「正しい人」。

 

長男は父親に似て、優秀。

 

そして松山ケンイチさん演じる次男は、父の望む「正しい生き方」が出来ず...鬱で仕事を辞めてから、長い間引きこもっています。

 

 

父親と次男の両方の気持ちを描いているのですが、正直どちらの気持ちも分かる。

 

父親の「自分の亡きあとに自分でしっかり生きて欲しい」という気持ち、大切に思っているからこそ叱咤激励のつもりで、責めるようなことを言ってしまう気持ちも分かる。

 

ただ生きてくれているだけでいい....親はそう思いつつも、やはり子供には自分の思う「幸せ」でいて欲しいと願うから。

 

 

でも、息子には息子の傷があって。

 

「がんばれ」が辛い気持ちもよく分かる。

 

とにかく、見ていて胸が締め付けられるドラマでした。

 

 

 

引きこもりと言われる人は、現在日本に約100万人いると言われています。

 

その多くが、親が高齢になっている中年世代

 

私の身内には当事者がいないので、どこか他人事のように感じていましたが...

 

今後、夫が心の病になって働けなくなることや、子供が突然学校に行けなくなる...と言うことが絶対にないなんて言いきれない。

 

その時にどうすればいいだろうか...と考えながら見ました。

 

 

 

身内にはいないけれど、友人の兄弟や知り合いの息子さんなどが引きこもっている話は、何度も聞いたことがあります。

 

あくまでも私の周りの話ですが...中年の男性が圧倒的に多く、父親が厳しい(または地位のある)人が多いです。

 

ゆえに、父親との関係があまりよくない。

 

だけど経済的に実家を出ることが出来ず、父親と同じ家に住んでいる...そして、さらに関係が悪化するという話も何件か聞いたことがあります。

 

 

私は個人的に、なんでも親のせいにするのは好きではありません。

 

でも、自分の子供が学校に行けなくなったり社会に絶望した時には、叱ったり責めたりするのではなく、かといって「それでいいよ」と放置するでもなく...

 

なるべく早い時期に代替案(学校に通えないなら転校やフリースクール、外で働くことが難しいなら職業訓練など)を一緒に考えてあげなければいけないなぁと思いました。

 

 

それですべてが解決するとは思いませんが、引きこもりの期間が長くなるほど、本人も辛くなるだろうし、家族と本人の間で深い会話が難しくなってしまう気がします。

 

とはいえ、この問題は「親と子の問題」というような単純な問題ではなく、引きこもってしまう原因に、鬱や精神疾患や発達障害が隠れていることも多くあります。

 

その場合は親だけでどうにかできる問題ではないので、医療や就労支援などのサポートが必要になります。(その場合もなるべく早い方がいいと思います。)

 

だから引きこもりの問題を「よそのお宅の話」ではなく、社会全体で考えサポートしていかなければいけないと思います。

 

 

以前、引きこもり・ニートの人に研修を行い、積極的に採用している企業の話をテレビで見ました。

 

minamifuji.com

 

こういった取り組みがもっと増えて、引きこもってしまった人が再び社会に復帰できるような道がたくさんできればいいと思います。

 

そして「引きこもり=怠け者」とか「引きこもり=犯罪予備軍」というような偏見がなくなればいいなと思いました。

 

誰だって「こもりびと」になる可能性があるのだから。

 

* このドラマの感想を書きました *

 

11月22日は「いい夫婦の日」!結婚17年が経った我が家の夫婦関係は?

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本日11月22日は「いい夫婦の日」

 

みなさんの夫婦関係はどうですか?仲良くやっていますか?

 

とある調査で「いい夫婦の日」に結婚した116人に調査したところ、夫婦円満だと答えた人は70.7%に上ったそうです。

 

結婚何年の人たちに調査したのかは分かりませんし、他の日との比較もできないので微妙なところですが...

 

でも、結婚するにはいい日なのかもしれません。なによりも、結婚記念日を忘れないというメリットがあるようです。

 

亭主元気で留守がいい...というけれど

我が家は今年、結婚17年が経過しました。

 

3年間同棲して結婚したので、夫とはもう20年一緒に暮らしていることになります。

 

とはいえ...実は私たち夫婦は、この結婚生活17年の半分近く別居しています。

 

理由は夫の単身赴任。

 

1年行って1年帰り、また2年行く。そして半年帰って、また2年行く...みたいな感じ。

 

現在も約1年の予定で単身赴任中です。

 

こんな生活だったので、子供が生まれたころからワンオペ育児には慣れていたし、私も夫がいないのは楽だと思っていました。

 

「亭主元気で留守がなんて、本当に上手いこと言うわぁ~!」なんて思っていました。

 

なんなら帰ってくることをちょっと嫌(メンドクサイ)とも思っていました。

 

久しぶりに帰ってくると、お互いが生活のペースがつかめず、イライラしたり喧嘩が多くなるのも嫌だなぁと思う一因でした。

 

 

しかし!

 

昨年秋から今年の秋の1年間、夫は家にいたのですが...私たちの結婚生活17年間で、この1年が1番穏やかで、夫婦仲がよかったのです。

 

今までの違いはただ1つ。

 

それは、私が働いていなかったこと。(子供が1歳の時に社会復帰し、それからずーっと(パートも含)働いていていましたが、昨年秋に仕事を完全に辞めました。)

 

仕事を辞めたこと、子供も高校生になり全く手がかからなくなったことで、私のストレスは一切なくなり、夫に優しくできたのだと思います。

 

私が優しくなる ⇒ 夫も優しくなる というなんとも素敵な現象が起こったのでした。

 

そして夫は夫で、若い頃は夜中まで働いたり、休日返上で仕事ばかりでしたが、40歳を過ぎて仕事のペースも若手の頃よりはゆとりができ、以前に比べ帰宅時間がとても早くなりました。

 

なので、夫も心に余裕ができたんだろうと思います。

 

私が家事をしていると...なんと自分から「何かすることある?」とまで言ってくれるようになりました。

 

自分にも夫にもゆとりができたこと、そして子供も手がかからないほどに育ち...「今が1番幸せだなぁ~」と思っていたところ、ほぼ同じタイミングで夫が

 

「オレ、今が1番幸せだと思うわ」

 

と言ったので、同じように感じていたことに驚き、若干食い気味に「ほんとだよね!私も同じこと思ってた!」と言いました。

 

亭主元気で留守がいい...ではなく「心の余裕がなくイライラしてる妻を、さらにイライラさせる夫は、元気で留守してくれてる方がいい」だったんだなとその時感じました。

 

結婚生活での女の大変さ...もっともっと分かってほしい!

どんなに大好きで結婚しても...日々の”暮らし”という現実の中で、お互い嫌なところが見えたり、ウザイと感じてしまうのが夫婦。

 

そこに昨今の「女性の社会進出」が加わり、女性のストレスはMAXMAXなのです。

 

家事・育児・仕事...それに加えて学校行事や町内会、子供関係の付き合い、お互いの両親の事など本当に大変!

 

もちろん男性だって大変なのは分かります。

 

そして、このご時世、男だ女だなんていうのは時代錯誤...なのかもしれません。

 

でも、あえて言わせて欲しい。

 

ほんとに大変なのよ、女って。(ホルモンバランスによる体調不良もあるし!)

 

「だからさ、世の中の男性のみなさん、もっと家事・育児がんばれ。」とか、私はそんなことが言いたいわけではありません。(いや、それも言いたいけれども。)

 

夫婦生活で私が大切だと思うこと

夫と暮らして20年、離婚危機もあった私が、迷える若いご夫婦に伝えたいこと...それは、夫婦とか家族ってチームだよってこと。

 

同じ方向を向き、同じ目的をもち、共に戦うチーム。

 

エースやキャプテンだけが頑張ったって、いいチームにはなれないわけで。

 

誰かがミスをしても、誰かがカバーしたり、励ましあったりして乗り切る。

 

それぞれがそれぞれの役割をしっかり果たす。

 

そして、今仲間はどういう状況かな?と気を配り、必要に応じてミーティングをする。

 

まさに、そんなチームなのです!

 

 

忙しい日々に追われていると、どうしても相手のことを考える余裕なんてなくなってしまって、

 

「なんで自分ばっかり」って思い始めてしまう。

 

そう思い始めるともう自分のことしか考えられなくて「どうしてわかってくれないの?」って辛くなっちゃうんだよね。ホントに。

 

そんなときに「大丈夫、自分も一緒だよ。ちゃんと話そう。」と言ってくれるだけで気持ちが楽になったりする。

 

だから「世の中の男性のみなさん、もっと家事・育児がんばれ。」ではなく、どんなにイライラしても、疲れていても...少しだけ、お互いを想いあおうぜと言いたい。

 

 

男も女も、そうじゃない人も、奇跡的な確率で出会い、大好きで結婚(事実婚も含め)した人のことを、想いやることができる”心の余裕”だけは、どんなに忙しくてもお互いに残しておいて欲しいなと思います。

 

そのためなら、家が汚くても、夕食が買ってきたお弁当でも、お化粧したまま寝ちゃっても全然OKじゃん!って思うのです。

 

 

そしてもう1つ。

 

今日のできごとや、子供のこと、今しんどいと思っていること、最近見た面白い漫画の話...なんでもいいからパートナーに話をして、同じくらい相手の話も聞いてあげる...これめちゃくちゃ大事です。

 

私も以前は、なんでも自分で決めて夫には事後報告する、ということが多かったんだけれど、あまりそういう風にしすぎると夫は疎外感を感じていたようです。

 

なので、今は小さなことでも一緒に考えたり、とりあえず決める前に話をするようにしています。

 

これからも...

夫婦仲があまりよくない時や、ケンカが多くてうんざりするときなど、私はいつも夫のせいにしていました。

 

「なぜ、私がこんなに大変なことを分かってくれないの!?」そう思っていつもイライラしていました。

 

でも、よくよく考えると...疲れているのも大変なのもお互い様。

 

いつも私がイライラしていて、それに夫だってイライラしただろうし、居心地がよくなかっただろうなぁと思います。

 

今思えば...私は、自分ではどうにもできないイライラを、夫にぶつけていたことも多々あります。

 

八つ当たりですね。

 

だから、夫だけが悪かったわけではなく自分も悪かったなぁ...と気づけたことで、夫に優しくできるようになったのもあります。

 

自分が変われば、相手も変わる。

 

相手のせいにするだけではなく、自分も変わっていくことがとても大切だなぁ...と、いい夫婦の日に改めて思いました。

 

 

これから子供も巣立っていき、夫と2人暮らしになる日もそう遠くない...ハズ。(娘、頑張れ!)

 

昔は、それがとても憂鬱だったのですが...実は今では、少し楽しみな私です。

期日前投票に行ってきました!

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出産後、私は特別な理由がなければ選挙に行くようにしています。

 

それは、使命感!とか権利!とか大それた気持ちではなく...親として子供に選挙の話がちゃんとできるようにするためには、選挙にいかなきゃなーくらいの感じでした。

 

ちなみに...日時的に可能な時は、小さい頃から子供を一緒に投票所に連れて行くようにしています。

 

 

今回、若い著名人たちが #選挙に行こう と呼びかけて話題になりましたね。

 


www.youtube.com

 

個人的には、とてもいい動画だと思いました。

 

私は常々感じているのですが...選挙とか政治の話って、なんかタブーみたいな感じしませんか?

 

他人と政治・宗教・野球の話はするな、モメル。とか

 

選挙や政治のこと話すやつってメンドクセェ、とか...なんかそんな感じ。

 

でも、こうして選挙に行こう!自分の1票をちゃんと使おう!っていう呼びかけだとそんな感じもなく、そうか、そうだな!と素直に思います。

 

ってなことで、第49回衆議院議員総選挙の期日前投票に行ってきました!

 

いやしかし、めっちゃ便利だよねー期日前投票。

 

受け付けてる場所も多いし、時間も夜8時までやってるし。

 

投票日当日、天気が悪かったり具合が悪くなったら「行くつもりだったのに行けなかった...」みたいなこともあるので、事前に投票できるのって本当に素敵だと思います。

 

 

さて、選挙のおさらい。

 

今回の選挙の投票所で行う投票は3つ。

 

①小選挙区の投票(地域の候補者から1名を選ぶ)

 

②比例代表の投票(政党を1つ選ぶ)

 

③最高裁判所裁判官国民審査(最高裁判所の裁判官の中でふさわしくないと思う人にバツ印を書く)

 

 

私自身は支持政党はなく、いわゆる無党派層ってやつです。

 

だからこそ投票の前にはある程度、地元選挙区(小選挙区)の候補者の政策を調べ、

 

各党のマニフェスト(主に自分の関心のある項目)を比べ、

 

そして最高裁判所裁判官の信条等を見ました。

 

いやぁ...正直疲れました...。

 

でも、やっぱり大事だなぁって思います。

 

知名度とか、なんとなくで選んでしまうのはもったいないですからね。

 

私はNHKでまとめられているものを見て、気になるところだけ政党HPで確認しました。

 

 

▼NHKの各党の公約がまとめられているページ▼

 

www.nhk.or.jp

 

耳障りのいいことばかり書き並べていたり、「~に全力を尽くす」みたいな小学生の作文みたいなのは、個人的にはちょっとなぁ...と思ったり。

 

もう破綻するのが目に見えている(すでに破綻してる?)年金や医療費などの、実現可能な解決策を、ちゃんと提示してほしいと思います。多少痛みが伴うことはもうしょうがないのだから。

 

 

そして、最高裁判所裁判官の国民審査も、今回はちゃんと勉強してから行きました。

 

こちらもNHKのサイトがとても分かりやすくまとめてくれています。

 

▼NHKの最高裁判所裁判官国民審査がまとめられているページ▼

 

www3.nhk.or.jp

 

私が特に注目して見たのは「どの事件にどんな判断を下したか」というところです。

 

 

今回の投票で、そして私の1票で、世の中はきっと変わりません。

 

でも、ちゃんと関心を持ち「若い世代だってちゃんと見てるぞ!投票するんだぞ!」って見せていかなきゃ...!と思うのです。

 

期日前投票は、10月30日まで。投票日は10月31日です。

 

みんな、#選挙に行こう