シリーズモノの3巻です。(1.2巻の感想はコチラ)
相変わらずのチエ子さんとサクちゃんです。
私はチエ子さんシリーズがすっごく好き!というわけではないのだけれど(どっちかと言うとすーちゃんの方が好き。)
チエ子さんが話したり思ったりする事で、ど真ん中!ってことがある。
なのでやめられない。
今回は、コロちゃんとの出会いのところが好きです。
こんな風な2人ならきっとずっと仲良く暮らしていけるんだろうな~って思いました。
チエ子さんが子供の頃に大人が羨ましかったという話をします。
大人はこのスーパーの中で分からないことがないんだな~、羨ましいな~って。
そういうことがたくさんあって、早く大人になって何でも知ってる自分になりたかった、って言うんです。
分かる、すっごい分かる。
私も大人になりたくてたまらなかったから。
なってみたら、大人って大変ね・・・なんて思う毎日なんだけれども。
チエ子さんは「もしも、もう1回人生があるなら・・・」と考えます。
そして、もう1回人生があっても、また同じ人生でいいかもしれない・・・と思います。
そしてまた考えます。
人生が3回用意されているなら、1度目は今の人生で、2回目は子供がたくさんいる家族もいいなって。(チエ子さんとサクちゃんは結婚10年で子供がいない夫婦です。)
そして、最後の3回目の人生は、やはり1回目と同じ人生...そう今の人生がいいなって思います。
なんか分かるな~って。今の人生がいいと思えること。
それってすごく幸せで。「でももしも人生が3回あるなら・・・」の真ん中の人生はきっと手に入らなかったものを夢見るような感覚。
そう「もしも」なのです。
実際は人生1回きりだから...今の自分の人生を受け入れて、楽しく生きていきたいものです。
私もまた私で生まれて、この人生がいいなって思います。(#益田ミリ)
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