夫がいても誰かを好きになっていいですか? 感想
タイトルの通り....内容は不倫。
不倫を題材にしたコミックです。
現在、シリーズで2冊出版されています。
シリーズとは言いましたが、2冊は続きものではありません。
それぞれ主人公が違うお話になっています。
最初に出版されたのは『夫がいても誰かを好きになっていいですか?(ブルーの表紙)』です。
こちらは夫の転勤で大阪にやってきた主人公が、知り合いのいない町と、自分に無関心な夫に孤独を感じ....バイト先で出会った人と不倫するお話。
次に出版されたのが『夫がいても誰かを好きになっていいですか? アヤの選択(ピンクの表紙)』
こちらも夫の転勤で知り合いのいない町に引っ越し...しかも義実家の近くに家を建てて暮らしていて、過干渉な義母とマザコンの夫に嫌気を感じ....義弟と不倫するお話です。
感想はねぇ.....
ありえねぇ、の一言。
「かわいそうな私」「私を大切にしてくれない相手が悪い」みたいな他責志向。
夫と深く話し合うわけでもなく、離婚するわけでもなく、ただ責任の無い立場で優しく接してくれる人が好き...みたいな。
きっと不倫相手と再婚したとしても、この女性は満たされないのではないかな~と思います。
....とわたし的には「ありえねぇ」という内容になってはいますが、不倫否定派の私が読んだのだから当たり前。(不倫否定派の私ですが、不倫作品は好きです。)
不倫ものは不倫嫌悪派にはイライラさせてなんぼ、不倫肯定派には共感させてなんぼ、なのでそういう意味ではよくできていると思います。
不倫する人の頭の中ってこんな感じなんだろうなというのが本当によく分かる作品でした。
レビューでは「終わり方がモヤモヤする、続きが見たい」という声も結構ありますが、私は両作品ともいい終わり方だなぁ...と思いました。
(#ただっち)
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