わたし、シーズン2

読書が趣味の30代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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『婚礼、葬礼、その他』呼ぶことはできなくても頻繁に呼ばれる人生

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第139回芥川賞候補作。

 

私は津村さんの描く「怒り」が好き。この人の世界観が好き。

 

この作品は表題通り、冠婚葬祭に翻弄される主人公の話です。

婚礼、葬礼、その他 感想

大学時代の友人結婚式に出席中、上司の親の通夜手伝いに呼び出されたОLヨシノ。

 

「行かなければ・・・」と思いながら参加するそれらは、まさに“召喚”という表現がぴったり。

 

所々、毒づいてはみるけれど、その毒に共感するし、結局「イイヤツ」な主人公が好き。


"私"が楽しみにしていた旅行 >結婚式 > 葬式


こういうのを人に言うと「白状者め!」と思われるんじゃないか...と思いつつも、1度は誰でも心の中で思ったことがあるんじゃないか...みたいな、そんなことをユーモア交じりに書いちゃう感じも好き。

 

表題作と、「冷たい十字路」の2編が収録されています。

 

両方好きです。(ただ、冷たい十字路は登場人物の名前がカタカナで、若干読みにくい。)

 

そして、両方読んで思うこと。

 

生きていくという事は、どこかで誰かと係わっていかなければいけないし、ガマンもしなければいけないんだなぁということ。(#津村記久子)

 

* この本の感想を書きました *