わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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読書感想文-ノンフィクション

『プリズン・ドクター』塀の向こうで奮闘する日々を綴ったエッセイ

テレビのコメンテーターでもおなじみの医師、おおたわ史絵さん。 華やかな女性医師...きっと多くの方が彼女に抱いているであろう印象。 例にもれず私もそう思っていました。 しかし『母を捨てるということ』で彼女の過去を知り、彼女に対する印象がガラッと…

『震災風俗嬢』被災地の風俗嬢を五年にわたり取材した渾身のノンフィクション

「戦場から風俗まで」がテーマのフリーライター、小野一光さんが東日本大震災の被災地の風俗嬢を五年にわたり取材した、渾身のノンフィクション。 震災を記録したノンフィクションはたくさんあり、それらを「表の記録」とすると...この本は「裏の記録」なの…

『実録 ドラッグ・リポート』自ら常用者だった著者が、ドラッグの周辺にいる人たちなどをリポート

自分自身が使用したことがないのははもちろんのこと、40年以上生きてきてドラッグ(違法薬物)を使用している人に出会ったことがありません。 だから私自身、ドラッグに興味があったからこの本を読んだ...とかでは全くありません。(むしろドラッグは絶対ダ…

『母を捨てるということ』依存症に陥った母と愛されたかった娘の40年の記録

ワイドショーのコメンテーターなどでも知られている医師、おおたわ史絵さんの著書です。 私はこの世代で医師をしている女性はみな、恵まれた家庭で育ったと勝手に思っていました。(父親は開業医なので、経済的には恵まれているとは思います。) でも、ネッ…

『息子が人を殺しました』ある日突然家族が加害者になったら...?

先日銀行に行った時に、指名手配犯がたくさん載っているポスターを見ました。 罪名は「強盗」「殺人」「強盗殺人」...などなど凶悪犯ばかり。 そのポスターを見ながら「もし、自分や家族がこのような犯罪に巻き込まれたらどうしよう...」と怖くなりました。 …

『妻がマルチ商法にハマって家庭崩壊した僕の話』小さなほころびから壊れていく家族の様はまるでホラー

著者の妻がマルチ商法にどっぷりハマり、普通の平和な家族がバラバラになっていく様子に恐怖を感じました。 家庭が少しずつ壊れていく様子を書いた前半部分は、まるでホラー。もしも、これが自分の家族の話なら...と考えるだけで吐きそうほどの不安を覚えま…

『眠れないほどおもしろいやばい文豪』知れば知るほどヤベェ天才たち!

総勢36人の「文豪」と呼ばれる人たちのヤバイ一面を教えてくれます。 登場してくる人物を全員知っていたわけではありませんが、文豪同士の関係性なども書かれていて興味深く読めました。 現在とは時代背景が異なるとはいえ...なかなかのエピソード満載。 目…

『神の棄てた裸体-バングラデシュ編-』ベールに包まれたイスラームの深奥に踏み込み著者が見た光景とは

数々の賞を受賞しているノンフィクションライターの石井光太さんが、28歳でバングラディッシュを旅した時の経験を書いたノンフィクション。ベールに包まれたイスラームの深奥に踏み込み著者が見た光景とは。

『親を送る』いつかは来るその日のこと。ご両親を続けて亡くした著者の親の送り方とは

多くの人が経験する親の死。その時どうするべきか...。著者の「親の送り方」から自分の親の送り方を考えます。そして、この国は高齢になっても危篤状態になっても、なかなか死ねないのだなとも思いました。

『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』元タカラジェンヌの著者による渾身の書き下ろし作品

第91期生として宝塚歌劇団に入団し、「あうら真輝」の芸名で活動していた元タカラジェンヌの東小雪さんが、自身の半生と実の父からの性虐待をカミングアウトしている作品。 ご両親ともに地元金沢では名の知れた方のようで、誰から見ても幸せそうに見える家族…

『ここで土になる』ダム建設にゆれた村で土を耕し続けた夫婦

読書感想文の課題図書だったため、2016年に小学生の子供用で購入。 文字が少ないので「読む」のは簡単なのですが、しっかりとした感想文を書こうとすると、少し難しいかもしれません。 ダムの建設のため、村人は村を去り・・・残ったのは老夫婦2人。 お墓ま…

『葬送の仕事師たち』生きることも死ぬことも、とても生々しいこと

「世界は誰かの仕事でできている」某CMでおなじみの言葉だが、私が大好きな言葉だ。 この世には皆によく知られた職業だけでなく、日は当たらないけれど...とても大切な仕事がたくさんある。 その中の1つともいえる「葬送」にかかわるお仕事がこの本の主人公…

『遺体と火葬のほんとうの話』プロフェッショナルの熱い思い!

普段ほとんど知ることができない遺体や火葬の話が書かれている。祖父の代から90年続けている葬儀屋さん(佐藤葬祭代表:佐藤信顕さん@satonobuaki )が著者だ。 著者は葬儀や火葬にまつわるデマや都市伝説にトドメを刺したい!葬儀で嫌な思いをする人を減らした…

『時が止まった部屋』遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

特殊清掃に関する本は今までにも何冊か読んだことがあるけれど、特殊で嫌悪感さえ覚える可能性もあるのに、なぜかどの本も温かい。

『夜しか開かない精神科診療所』スタバに行く感覚で精神科へ

タイトル通り、夜しか開かない精神科クリニック「アウルクリニック」の院長先生の書いた本。

『特殊清掃』死と向き合った男の20年の記録

私はこの人のブログを読んだことがあって、その時に衝撃を受けました。 その後本屋さんで文庫本が出てるのを見て、急いで図書館で借りました。 普段生活していると、この「特殊清掃」とはきっと縁のない生活。 だけど、自殺者や孤独死が社会問題として取り上…

『犬たちをおくる日』愛媛県動物愛護センター職員たちの日常を追いながら、命の尊さを考えるノンフィクション

平成23年度の犬・猫の殺処分数は、174,742匹。[引用:動物愛護管理室] 単純に365日で割ると、1日約479匹が殺処分されている事になります。 恐ろしい数だと思いませんか? ペットブームだなんだと言っている裏側でこのような現実。 この本には、施設に自らペッ…

『飛田の子』料亭と呼ばれるお店が立ち並ぶ色町のお話

飛田新地・・・ご存知ですか? 大阪市西成区の山王3丁目一帯に広がる大正時代に開かれ、日本最大と言われた飛田遊廓の事です。 そこには「料亭」と呼ばれるお店が立ち並びます。 そしてそこにいる女の子(仲居)とお客さんは、店の2階で自由恋愛をします。 …