わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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読書感想文-エッセイ

『プリズン・ドクター』塀の向こうで奮闘する日々を綴ったエッセイ

テレビのコメンテーターでもおなじみの医師、おおたわ史絵さん。 華やかな女性医師...きっと多くの方が彼女に抱いているであろう印象。 例にもれず私もそう思っていました。 しかし『母を捨てるということ』で彼女の過去を知り、彼女に対する印象がガラッと…

『47都道府県 女ひとりで行ってみよう』飾らない一人旅のススメ

昨年、人生初の長期一人旅に出かけた私。 *アラフォー女子 はじめての一人旅 1.アラフォー女、ひとりぼっちになりました2.アラフォー女性の気まま旅行記①【準備編】3.アラフォー女性の気まま旅行記②【京都編】4.アラフォー女性の気まま旅行記③【京都・大阪…

『どうせカラダが目当てでしょ』あなたの心も体もあなたのもの!そんな当たり前を再認識しました

なんだかすごいタイトルやん...!とブクログで見つけて読みました。 表紙のイラストもかわいいんだけれど...タイトルと相まって、JK娘のいるわたし的には机に置きっぱなしにするのを躊躇してしまいましたw しかしですね、内容はめちゃくちゃ真面目よ!エ…

『おとなになるのび太たちへ』自分はなにになりたいのか、 どう生きたいのかを考えるきっかけに

おとなになるのび太たちへ 感想 私が今の子供たちに対して「羨ましいなぁ~」と思うことの1つとして、幼いころからたくさんの職業を”知る”ことができること。 憧れる職業があれば、その職業に就くためにはどうしたらいいかを、ネットで簡単に調べることが出来…

『母を捨てるということ』依存症に陥った母と愛されたかった娘の40年の記録

ワイドショーのコメンテーターなどでも知られている医師、おおたわ史絵さんの著書です。 私はこの世代で医師をしている女性はみな、恵まれた家庭で育ったと勝手に思っていました。(父親は開業医なので、経済的には恵まれているとは思います。) でも、ネッ…

『痛い靴のはき方』かけがえのない日常をつぶさに掬い取るエッセイ集

益田ミリさんのエッセイ集です。2018年出版なのですが、たくさんの旅行記が書かれていて、少し前まではみんな思い思いに旅行に行き、それぞれの人生を楽しんでいたんだな...と改めて思いました。 おかげで読んでいる間、なんだか自分がいろんなところに旅行…

『まなの本棚』年間100冊以上の本を読む彼女の本棚

芦田 愛菜さんと、私の娘は同い年。 2004年生まれの子どもたちは何度「まなちゃんとお同い年とは思えない...」と親から言われたでしょうか(笑) 私が最初に愛菜さんを知ったのは、ドラマ「mother」です。 // リンク 子育て真っ只中だった私は、当時ほとんどT…

『永遠のおでかけ』大切な人の死で知る悲しみと、その悲しみの先にある未来

40歳を目前に、生きることへのしんどさから開放されたなぁと感じる今日この頃。著者も、戻るならそのくらいの年だと書いていたので、同じように思う人は多いのかもしれません。

『さかなのなみだ』小さな世界から出て広い世界を見る大切さ

大人の世界でもあるイジメ。それは子供の世界にも、さかなの世界にも...。 さかなクンの体験をもとに書かれています。 狭い世界にいる事が「いじめっ子」を生み、その結果「いじめられっ子」を生んでしまう。 その通りだと思います。(人間の場合は、さかな…

『藤子不二雄A&西原理恵子の人生ことわざ面白“漫”辞典』明日にのばせることを今日するな! 

「藤子不二雄」私と同年代以上の日本人であれば、1度は聞いたことがある人が大多数なのではないかと思うほどに、とても有名な漫画家であり、作品名も1つくらいは知っていると思う。しかし、この本を読むまで私は”中の人”のことをあまり知らなかった...。

『言えないコトバ』言えないコトバ、言わないコトバ...それは、人間の本質が見える、実はとても重要な”コトバ”

益田ミリさんのエッセイです。益田さんの独自の目線で「言うのがなんとなく恥ずかしい言葉」や「言いたくない言葉」について書かれています。 別に気にしなければ意識することがないような言葉たち。 だから、「そんな事いちいち気にしなくても・・・」って…

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』ちょいちょい入ってくる哀愁ある表現がとても好きです

以前、別の若林正恭さんの本を読みました。 happybooks.fun 「社会人大学人見知り学部卒業見込み」を読む前、私は彼を「根暗でネガティブな私と一緒」だと思っていました。 でも、読後なんだか裏切られたような気持と同時にとても勇気づけられました。 今回…

『女という生きもの』読後、フルーツサンドが食べたくなりました

「女」を題材で書いているからか、「性」について書かれている項が多かったです。 今までのミリさんのエッセイと少し違うなぁと感じたのは、「女性に生まれたからには・・・」のあとに続く言葉を考えたり、子供がいないミリさんが「子供を産む」ということを…

『オトーさんという男』ちょっぴり影が薄くてないがしろにされがちなオトーサン

以前お母さんという女の感想も書きましたが、それのお父さんバージョン。 happybooks.fun ただ、お母さんよりのよりもマンガが多く、しんみり系のエピソードはありません(笑) オトーさんがいなかった私には「あるあるー!」というのはないのですが、世の中…

『まさかジープで来るとは』風景がふっと浮かび心が緩む...そんな感じ

カキフライが無いなら来なかったに続く、作家せきしろさんとピース又吉さんによる、自由律俳句とエッセイ、時々写真な本。 この自由律俳句というのがとても面白いです。5・7・5にとらわれず、季語もない。 誰にでもかけそうで、絶妙な哀愁を放つ。 風景がふ…

『社会人大学人見知り学部卒業見込』「卒業見込」の一文に気づき、なんだか急に遠い存在に感じました

完全なタイトル買い。 タイトルだけで、勝手に”私と同じ世界の住人でしょ!”などと決めつけ、非常に読みたくなった・・・のに、「卒業見込」の一文に気づき、なんだか急に遠い存在に感じました。 同じく芸人のピースの又吉さんのエッセイは、完成されていて…

『銀座缶詰』40代も悪くないよ、と伝えてくれるようなエッセイ

益田ミリさんのエッセイです。 40代に突入したミリさんの日常が描かれています。 毎ミリさんのエッセイの感想に共通しているのですがゆるゆる読む感じ。 私はまだ30代なのでガッツリ分かる!!という感じではないけれど、ちょっとした待ち時間などに読むのに…

『ムーミン谷の名言集』ムーミン谷はいつでも優しい

こちらは、文庫化されたので買いました。 ムーミンシリーズからの抜き出したセリフが「名言」としてまとめられています。 原作から抜き取ったものなので、本を読んでいたほうがすんなりと入ります。(読んでなくても、ムーミンの登場人物の人となりのような…

『わたしが正義について語るなら』やなせさんの人柄がにじみ出る1冊

言わずとも知れたアンパンマンの作者、やなせたかしさんの本。 私がこの本を手に取ったのは、亡くなってから数日後。 本書には、やなせさんの幼少のころの話、上京してからの話、手塚治虫さんと一緒に仕事をした話、アンパンマン誕生のきっかけ、そしてやな…

『第2図書係補佐』自分では選ばないようなジャンルの本も読んでみたい!と思わせてくれます

「僕の役割は本の解説や批評ではありません。・・・中略・・・だから、僕は自分の生活の傍らに常に本という存在があることを書こうと思いました。」 という又吉さんの言葉通り、本書は彼のおすすめの本を紹介しています。 でも、それは1作品につきほんの少し…

『今日も怒ってしまいました』30代女子顔は怒っていても心で泣いている

題名に惹かれて文庫本で購入しました。 私もいつも怒っています。益田さんの経験した”怒り体験”を綴ったエッセイです。(29個の怒りが炸裂です。) すーちゃんなどの優しいほんわりした感じとは少し違う感じでした。 そりゃそうですよね、怒りがテーマですか…

『ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと』温かい気持ちになれる4つの短編作品

書店で偶然目にして、ディズニーランドが大好きなもので買ってみました。 4つの短編作品でできていますのですぐに読めます。 サービス業に従事している方は、仕事に対する意識が高まりますし、そうでない方も「相手を想って行動する」ということの大切さを改…

『お母さんという女』おかあさんあるあるが満載!私も娘、母も娘なんだと気が付いた

益田ミリさんが「お母さん」を書いたエッセイです。 ”明るい大阪のおばちゃん”そんなお母さんの中には、子供を愛する気持ちがたくさん。 そして、そのお母さんもまた「娘」なんですよね。 娘はどうしても母親に対して少し厳しめで、母の「嫌だなぁ」って思う…