2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
一人っ子のリナちゃん、そのお母さんで専業主婦のミナ子、そして35歳独身、ミナ子の義妹のタエ子。 この3人のに日常を切り取ったマンガです。 専業主婦のミナ子は、自分が薄くなっていくような・・・ 世間から取り残されたような寂しさと、少し焦る気持ちを…
なんだか心に刺さるタイトルです。 受験を控えた中学3年”セキコ”を中心に進んでいく「まともな家の子供はいない」と”セキコ”の同級生を中心に進む「サバイブ」の2話が収録されています。 まともな家の子供はいない 感想 子供と大人の境目にいる主人公達の気…
タイトルと装画に惹かれました。 凄く凄くよかったです。何度も読みたいです。 初めて彩瀬まるさんを読みましたが、表現がとても豊かで私の好みでした。 骨を彩る 感想 連作短編集で、登場人物がリンクします。それがまた非常に胸に刺さります。 誰もが心の…
前回の記事(⇒)で、自分のおセンスのなさによりトラベラーズノートを買うのを諦めた私。 ですが、せっかく文房具屋さん来たし...何より私は今、書きたい欲が溢れている!ということでノートを探して店内を物色。 家に帰ればコレクションのように集めたノー…
私は文房具や手帳が大好き! 特に好きな文房具は、筆記具とノートや手帳。 使い道を考えずに買ってしまうこともとても多いです。 しかし残念なことに...私は自分の字に自信がないし、ノートを美しくデコレーションするセンスもないので、なかなか使いこなせ…
カンヌ国際映画祭で審査員満場一致で[最高賞]パルムドールに輝いた『パラサイト 半地下の家族』。 見始めてすぐに、なぜか「万引き家族」が頭に浮かんだ。 普段、韓国ドラマや韓国映画を全く見ないので、どうかな~と思いつつ見始めたが... いやいや引き込…
精神科ナースの方や精神科医、医療施設や団体など、様々なところに取材をして著者がまとめたコミックです。 精神科ナースになったわけ 感想 何度も読んでしまいます。そして、同じところで同じように胸が痛くなります。 精神科には統合失調症や境界性人格障…
特殊清掃に関する本は今までにも何冊か読んだことがあるけれど、特殊で嫌悪感さえ覚える可能性もあるのに、なぜかどの本も温かい。
タイトル通り、夜しか開かない精神科クリニック「アウルクリニック」の院長先生の書いた本。
元ゲイ風俗とゲイバーで働いていたゲイの”もちぎさん”のコミックエッセイ。全3巻のシリーズです。 このところ高校生の娘がLGBTについてよく話してきます。 学校で多様性について話し合ったり、インスタでフォローしているLGBTの方の投稿がキッカケのようです…
「席譲りますマーク」をご存じですか? 私もつい最近知ったのですが、「マタニティマーク」の逆バージョンという感じで、電車やバス内で妊婦に席を譲りたい人が、意思表示のため身に着けるタグのことです。 sekiwoyuzuru.starfree.jp マークを作ったのは東京…
第164回芥川賞受賞作。(2021年本屋大賞ノミネート作品) どこの本屋さんでも品切れで、手に入れるのに苦労しました。 推し、燃ゆ 感想 私は、40年近いこの人生で一度も「推し」がいたことはない。 いいな~と思う俳優や歌手がいても「いいな~」止まり。 ファ…
2017年にお空に旅立ったゴールデンレトリーバーの先代のエフちゃんと、2018年にやってきたコメちゃんとの日常を描いたコミックエッセイです。(インスタでも大人気!) こちら、1巻と2巻があります。 // リンク // リンク 私は子供のころから犬と暮らしてい…
世間から大幅に遅れること数か月...とうとうブームに乗って観てまいりました。 夫は、アニメもコミックも何度も見ている、数年前からの鬼滅ファンです。 我が家のTVが新しくなってHuluが見れるようになったので、夫に勧められ解説されながらアニメを見てみま…
先日、マイナンバーカードを作ろうと思い立って書類を作成していました。 最後、手元にあった比較的映りのいい証明写真を貼って終わり...と思ったら写真のサイズが違う~!! 私が貼ったのは4cm×3cm。必要なのは4.5cm×3.5cm。 一気に気持ちが萎えたのですが…
コロナ関係の報道に疲れて、最近ではコロナ関係のニュースはあまり見ないようにしていました。 でも、今朝一番初めに目に入ったネットニュースに、とても温かい気持ちになりました。 www.newsweekjapan.jp ニューヨーク在住のジャズピアニスト大江千里さん(…
若い頃は、本棚を見られても特に何も思わなかったのですが、年を重ねるごとになんだか恥ずかしくなりました。 他人はもちろんのこと、よく本を読む娘に見られるのもなんだか恥ずかしい。 それはきっと、自分の今の心の状態とか、趣味嗜好などが顕著に表れる…
新型コロナウィルスによる自粛生活も、早いものでもう1年。 私は地方に住んでいるので、県内の1日の感染者が20人超えたくらいで周囲も「やばいね!増えたね!」と話題になるくらいの感じ。 それでもこの1年、繁華街やショッピングモールにもほとんど行かな…
バカリズムさんが「原作」・「脚本」・「主演」のドラマです。原作は、バカリズムが2006年から3年の月日をかけ、ネット上にこっそり銀行勤めのOLのフリをして綴っていたブログを書籍化した、「架空OL日記」。
40歳を目前に、生きることへのしんどさから開放されたなぁと感じる今日この頃。著者も、戻るならそのくらいの年だと書いていたので、同じように思う人は多いのかもしれません。
「恥の多い生涯を送って来ました」 この1文から始まる、”太宰治の自伝”や"遺書"とも言われている代表作。 本当の自分を誰にもさらけ出す事の出来ない主人公、大庭葉蔵の手記です。 人間失格 感想 私の正直な感想としては、「共感」はできなかった。 でも、彼…