「藤子不二雄」私と同年代(アラフォー)以上の日本人であれば、1度は聞いたことがある人が多いのではないかと思うほどに、とても有名な漫画家です。
しかし、これを読んでいる最中に、私は”中の人”のことをほとんど知らなかったのだなぁと思い、気が付けば「藤子不二雄」について調べていました。
「藤子不二雄Ⓐ」とは、安孫子素雄さんで「笑ゥせぇるすまん」などを書いた方。
一方「藤子・F・不二雄」とは、藤本弘さんで「ドラえもん」を書いた方です。(私はドラえもんは2人で書いていたのだと思っていたので驚きました。)
「笑ゥせぇるすまん」の安孫子氏は”黒い藤子、「ドラえもん」の藤本氏は”白い藤子"と呼ばれているようで、なんとも上手いこと言うな~と思いました。
余談ですが、私は子供のころ遊びに行った友人の家にあった「笑ゥせぇるすまん」を読んで、すごい衝撃を受けました。
とにかく喪黒 福造(もぐろ ふくぞう)が怖い。めっちゃ怖い...あんな人と契約したら終わりだ...と思ったのを覚えています。
藤子・F・不二雄は62歳で亡くなっていて、藤子不二雄Ⓐ氏は、本書にて現在もお元気な様子がうかがえました。
さてさて、レビューらしいことも書いておきます。
本書ではことわざにかけて、安孫子氏がご自身の思い出話やつぶやきを書いて、それに対して西原氏が思いっきり(時にひやひやするくらい)ツッコんでいるのだけれど、なんだかいいコンビでした。
両氏のスペシャル対談も収録されているのですが、「シラフでは初めて会った」と書かれていてマジかよ!って・笑
「明日にのばせることを今日するな」
ごもっとも! (#藤子不二雄A #西原理恵子)