わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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『架空OL日記』苦痛だったはずのOL時代が愛おしく感じる不思議

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芸人バカリズムが「原作」・「脚本」・「主演」のドラマです。

 

原作は、2006年から3年の月日をかけ、バカリズムがネット上にこっそり銀行勤めのOLのフリをして綴っていたブログを書籍化した、「架空OL日記」。

 

 会社勤めの全ての女子が思わず「分かる!!」と言ってしまう、OLあるあるの日常です。

 

5人のキャストもとても個性的で「うちの会社にもこんな子、いるいる~!」と思わせるようなキャラクター。

 

終業後、みんなでご飯を食べに、コスメを買いに行ったり、ジムに行ったりと、とても仲良しなのがほほえましく羨ましいのですが時々、枡野さん(バカリズム)の心の声が聞こえて、これもまた分かる!ってなります。

 

ドラマでは、枡野さん(バカリズム)の心の声しか聞こえませんが、きっとそれぞれに心の声があるんだろうな...などと想像してみたり。

 

とにかく「OLの日常」なので淡々としていて、上司の悪口と食べ物の話ばかりしているんだけど、まぁまたそれがリアル。

 

わたし的に共感No.1ポイントは「月曜日に人格を与えている」ところ。私もOL時代、とにかく月曜日が大嫌いでした。

 

主題歌も「月曜日戦争」というタイトルで、またこれがとてもドラマによく合っています。(歌っているのは吉澤嘉代子さん)

 

 

出来事がいちいち小ネタで、それが女子の「あるあるー!」を誘います。

 

女装しているわけでもなく、ただスカートをはいているだけのバカリズムが、OLにしか見えない不思議。

 

1話が短いのでとても見やすく、ほんわりゆるゆると見ていたら...ラストがなかなか切なく、衝撃的。

 

毎日イライラしていたはずのOL時代が、なんとも愛おしく思えるようなドラマでした。

 

* このドラマの感想を書きました *