芦田 愛菜さんと、私の娘は同い年。
2004年生まれの子どもたちは何度「まなちゃんとお同い年とは思えない...」と親から言われたでしょうか(笑)
私が最初に愛菜さんを知ったのは、ドラマ「mother」です。
子育て真っ只中だった私は、当時ほとんどTVを見ていなかったのですが、たまたまついていたTVで流れていたのをきっかけに、このmotherだけは毎週欠かさず見ていました。
毎週22時に、1人で嗚咽しながら見ていたのを今でも覚えています。
愛菜さんはmotherの頃から素晴らしい女優さんでしたが、今では天皇陛下の前で祝辞を読むほど知的で素敵な女性に成長しています。
う~ん、やっぱりうちの娘と同い年には見えな(ry
まなの本棚 感想
前置きが長くなってしまいましたが...そう本書の著者は、芦田 愛菜さん。
愛菜さんが中学3年生の時に書いた本で、おすすめの本や自分にとっての「読書とは」などを素直な彼女の言葉で語っています。
年間100冊以上もの本を読んできた彼女だからこそ書けた本だと思いました。
小説から、外国文学、児童文学、古典までその読書の幅は恐ろしく広い!
私なんてホント足元にも及ばなくて恥ずかしいほど。
でも益田ミリさんや星新一さんなどの、私も読んだことがある本が何冊か紹介されていて、なんだか嬉しくなりました。
特に星新一さんの「ゆきとどいた生活」。
私もとっても頭に残っている作品で、お風呂に入るのがめんどくさい時にいつも「『ゆきとどいた生活』みたいな生活できる日が来るといいな~。でも、やっぱあんな最後になるのは怖いよな~」などと思っているので、勝手に親近感を感じました。
本書では「愛菜さんと山中伸弥教授」「愛菜さんと辻村深月さん」の対談も収録されています。
それもすごくイイ!
山中伸弥教授が、基本的には何でも自分で決められるが「この世に生まれてきたこと」だけは自分で決められないというような趣旨のことをおっしゃっていて、本当にそうだな~と思いました。
だからこそ命尽きるまで、なるべく幸せに生きていきたい。
そして自分の子供にもそうあってほしい、と強く思いました。
大人が読んでもへぇ~!がたくさんの本ですが、小中学生の子にもとってもおすすめな1冊です。
(#芦田愛菜)
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