本屋さんでたまたま見つけて、タイトル買い。
「経験者が語る」系かなと勝手に思っていたのですが、その道の専門家がその方の視点で語っていきます。
個人的な感想としては・・・スキマ時間にパラパラ~っと読むって感じの本です。
当事者の話がもっと載っていたらいいのにな~と思いました。
ただ!!
「友達ゼロの人の末路」はとても共感し、勇気をもらいました。
学生、社会人の若いころは、私もそれなりに広く楽しく人付き合いもしていました。
その後結婚・出産後復職し、バリバリのワーキングマザーになってからは、とにかく忙しく人付き合いがめんどくさくなり、プライベートでは必要最小限の人間関係しか築いてきませんでした。
なのでママ友や子供関係の繋がりや近所付き合いもなし。
わたし自身のごくごく親しい友人が2人ほどいるだけです。
もちろん自分が選び望んだことでしたが...特に子供が小さいときは、ママ友が多いというのはヒエラルキーの頂点。
ママ友ゼロの私はそのヒエラルキーの最下層で、見えない存在...みたいな扱いのこともありました。
それでも、私は無理して群れることがはせずここまできました。
”ママ友”も”過度な近所付き合い”もなく子育てする中で、
「孤独は悪い事なのか?」
「友達が少ないのはダメなことなのか?」
「無理してでも人と群れた方がいいのか?」という不安に思う事もありましたが...
”誰かと絶えずくっつくことで安心感を獲得し、そうでない人間を排除しようとする人たちこそ、よっぽど問題だ”
”群れる相手の数が増えるほど、「自分にはそれだけ価値がある」という根拠なき自信を持つようになる。群れるとは不安を打ち消すとても便利な道具”
”孤独を愛する人は、人生を充実させる上で強烈なアドバンテージを持っていると言っていい。”
そんな言葉で、群れることが苦手な自分を肯定し、無理なんてしなくていい。
そのままの自分でいいと思えました。
その他の章は、そだね~とか、え~それはちょっと極端じゃない?とか思いつつも全体的に読みやすくパラパラ進めた本でした。
同調圧力をぶっ飛ばせ!人と違ってたっていいじゃない!そんなメッセージがこもった本です。
あ!あと首をポキポキ鳴らすのはやめましょう!(#鈴木信行)