オードリー若林正恭さんの本。
これが1冊目ではなく、以前『社会人大学人見知り学部卒業見込み』を読んだことがあります。
この「社会人大学人見知り学部卒業見込み」を読む前、私は彼を「根暗でネガティブな私と一緒」だと思っていました。
しかし、読後は勝手に裏切られたような気持ちになり...とても勇気づけられました。
今回の『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』を読んだ時も、まったく同じ気持ちになりました。
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 感想
簡単に言ってしまえば、若林さんがキューバに一人旅に行った際の”旅日記”なのですが、視点が面白いしちょいちょい入ってくる哀愁ある表現がとても好きです。
途中、中二病全開(もちろんそれも彼のイイ所)で、おいおい若林さん....かっこつけすぎなのでは?なんて思っていたはずなのに、なぜか最後涙が出そうになりました。
看板がない街、好きなものを好きだと言ってクスッっとされない街、泣きたいときに泣ける街、キューバ。
その風景が目に浮かぶようでした。
余談ですが....今回の本を読んでいてもTVで見ていても、以前のような「根暗感」を感じなくなり、若林さん...最近なんだか変わったな~なんて、ちょっぴり淋しく思っていたのですが、なんと熱愛報道が!
いい人と出会われたのですね!
私の感じた寂しさは、素敵な恋をしていたからからなんだと思うと、人間って面白くて素敵だな~と思いました。(#若林正恭)
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