小学校1年生の”かのこちゃん”と猫のマドレーヌ夫人が主人公の物語です。
意味で凄く裏切られた作品です。
クスッと笑ってウルッと泣けるハッピー物語。
子供から大人まで楽しめる作品です。
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 感想
とにかく登場人物が全員優しくて素敵。
特に主人公のかのこちゃんの可愛さは異常。
かのこちゃんのお父さんも、とーっても素敵です!(お父さんだけじゃなくて、ほんとに登場人物みんなが素敵です。)
かのこちゃんの目線でのお話とマドレーヌの目線でのお話がリンクしていて、「あぁ!そんなことがあったんだ!」と凄く楽しめます。
私、かなりニヤニヤしながら読みました。
寝床で大人がニヤニヤしてるって、どうかと思うけども。
でも、ニヤニヤが止まらない!って感じ。
完全なファンタジーなのですが、とても可愛くて、とても優しくて、とても切ない物語でした。
自然に涙が出ます。
それもなんて言っていいのか分からないけど・・・とても温かい涙。
手放しでオススメできる、私のお気に入りの1冊です。(#万城目学)
リンク