自己啓発系の本は...胡散臭かったり、高尚な人が「賢いアテクシが上から教えてあげるザマス」みたいな雰囲気を感じることも多々あるので、私は正直に言うと ”こういう系(自己啓発系)”を読むのがちょっと苦手です。
でも、こちらの本は装丁がとてもかわいかったので手に取ってみました。
結果....この本は私の苦手な ”こういう系(自己啓発系)” ではなく、とても読みやすく参考になりました。
小さな習慣 感想
本書が勧めている「小さな習慣」とは、バカバカしいほど小さな行動を習慣化していく、というもの。
著者の場合だったら、「腕立て伏せを毎日1回する」でした。
本当に1回だけでもいいし、気が向いたら続けてしてもよい、という感じでとにかく「腕立て伏せを毎日1回する」を続けます。
積み重ねていくとそれが習慣になり、だんだんと数を多くこなせるようになっていき、採取的には本格的なトレーニングができるようになった、と書かれていました。
この”バカバカしいほど小さな行動を続ける”というのがとても大切で、最初から大きな目標を立ててしまうと、挫折してしまいやすいわけです。
これはきっと誰しもが経験済みですよね。
目標を立てる → 継続できなかった → 自分は何も続けることができないダメな人間だ
にならないために「今日もできた!」を積み重ねていくのがとっても大切!
この考え方、いいなぁと思いました。
できなかったことが続くと、どうしても自己肯定感が低くなっちゃう気がするので。
「英語がしゃべれるようになる」という目標は大きすぎて挫折しそうになりますが「毎日英単語を1つ覚える」にするとグッとハードルが下がり、毎日1つなら覚えられるような気がしませんか?
そして、その小さな習慣は最大3つまで。
あれやこれやと何個も決めると、結局できなくなってしまいます。(そして、自分はダメ人間だ...になります。)
行動が習慣化するために、平均66日かかるそうです。
結構長いですよね...。でも逆に言うと、2か月続けば習慣にできるってこと。
脳は防衛本能で、変化(新しいこと)に抵抗するそうです。
なので、その抵抗を小さくするためにも「小さな習慣」であるというのが重要です。
そして、小さな習慣をクリアしたことを可視化することも大切。
カレンダーに◎を書いたり、手帳にシールを貼ったりして「自分はちゃんと続けている!えらいぞー!」と自分で思うための可視化です。
私も、この本を読んでから「毎日、手帳とノートを開く」という目標を立てて続けています。
おかげで、今までずっと続かなかった”手帳・ノートを書く”を続けることができています。(先日買ったMDノート書けてるよ~!)。(#スティーヴン・ガイズ)
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