前回の続きです。
近くの整形外科に到着したのはいいけれど...駐車場から入り口までが遠い...。
いや、健康な時なら気にならない距離なんだろうけども、とにかく果てしなく遠く感じました。
壁を伝ってケンケンしながら何度も休み休み進み、遥か彼方の入り口を目指している私を、颯爽と走って追い抜いて行ったゴリゴリのオバチャン。
「あぁ...あんな風に走れるなんて羨ましい...」
と思っていると、そのオバチャンがまた走って私の元へ。
その手には、なんと歩行器!
「ちょっと!あーた!(あなた)病院に来てケガしたら大変よ!これ使いなさい!ほらっ、大丈夫?」
パンチパーマのゴリゴリのオバチャンが女神に見えました。マジで。
そんな女神が渡してくれた歩行器により、無事に受付までたどり着くことが出来ました。
診察してもらい、CT検査。
結果、靭帯損傷とくるぶしにヒビが入っておりました。
慣れた手つきで先生が簡易的なギプス(取り外しができるギプス)を巻いてくれて「治るのには1か月位はかかるね~」と言われました。
※以下、太い足が映りますので注意!
こんなギプスをはめて、松葉杖生活になりました。(松葉杖は数日だけでしたが。)
とりあえず、3日くらいは激痛でした。
家事もままならず、トイレ以外はベッドにいるような状態。
1週間を過ぎたころから、だんだんと普通の生活ができるようになりました。(痛みはある。)
そして、だんだんと青タンのように。
これがしばらく消えませんでした。(※私の足が元々太いのは否めませんが、かなり腫れています。)
そして、愛犬ミィのリードを握りしめたまま大転倒したため擦りむいた関節は、ケガした当日の夜に”カットバン”から”キズパワーパット”に変えました。
娘がケガをしたときに何度も使ったことがあったのですが、私自身は初体験。
娘から「キズパワーパッド、超凄いよ!」とは聞いていましたが、本当に凄い!!
最初の2日間くらいは浸潤液がたくさん出て「これ大丈夫なの?」と不安になりましたが、その後の回復は早かった!
深めの傷でしたが、1週間で新しい皮膚が出来始めたので外して傷を乾燥させたのですが、2週間ほどできれいに治りました。
そして先生の予想通り、約1か月で通院は終了しました。
ですが...実際は完全に痛みや違和感がなくなったのは、それから1か月後。実は最近でも時々痛むことがあります。
夫は単身赴任中で、娘は朝早くから夜遅くまで学校。
とにかく困ったのが、ミィの散歩でした。
最初の1週間は、ほぼ家の庭のみ。
それ以降は(先生には内緒で)ギプスを外し、Amazonで買ったサポーターをきつく装着して10分ほどのお散歩。
そして1か月経った頃から、普通のお散歩に戻ることができました。
病気やケガをしたら、きっと誰だって思うと思いますが...
本当に健康ってありがたい。ありがたすぎる。
そう心から思いました。
寒くて関節が固まっていたのも要因ではありますが...きっと若い頃なら、しなかったケガ。
「大変だったね~」とここまで読んでくれたアラフォー以上のみなさま、本当にお気をつけください。
なぜなら、こんな大変な思いをするきっかけになった段差は、これ。
この、たった数センチ(2~3センチくらい)の段差なのです。
小走りしていたとはいえ、こんな段差で足を挫き...痛く不便な生活をすることになってしまいました...トホホ。