先日ご報告させていただいたのですが、この春から娘が大学生になりました。
県外の大学に進学したので、同時に一人暮らしをすることに。
今までしっかり育ててきたつもりではあるけれど、まだ19歳。
親元を離れたら...思わぬことで困ったり、甘い誘惑、危険なこと、危険な人との出会いもあるかもしれません。
そこで、本屋さんで出会ったこの本を買ってみました。
一生役に立つ しんどくならない「ひとり暮らし」ハンドブック 感想
住まい・食・身だしなみ・お金・防犯・人間関係・メンタルケアの項目に分かれて書かれています。
初めて一人暮らしをする人に寄り添うような内容で、イラストもかわいらしくとても読みやすいと思いました。
私が特にいいなと思ったところは、実際の時期ごとや経験談をもとに作られているところ。
特に防犯のページは実際にあった事件の事例が載っているので、私自身もとても勉強になりました。
人間関係のページでは友人関係はもちろん、異性関係や性的合意のことも書かれていて、望まない妊娠を防ぐことや万が一DVにあった時の相談サイトも載っています。
若さゆえ、親に言われてもなかなか響かないかもしれないことも、こうやって読み物になっているとスッと受け入れられるかもしれないな~と思いました。
私はこの本に加えて、宗教勧誘の具体例を話したり、信頼できる人以外との食事では飲み物を残して席を離れないなどを話しました。
一人暮らしはとても自由で楽しい。
でも慣れない環境で、今まで親がしていた生活全般のことを自分1人でこなさなければいけない大変さもあるし、口うるさくも見守っていた親の目も届きません。
家事が多少できないくらいは構いませんが、やはり自分の身は自分でしっかり守らないといけないことを繰り返し伝えていかないといけないなと思います。
この本と2冊の料理本を渡し「私たち親はいつでも味方だから、辛い時はいつでも帰っておいで」と言って娘を送り出しました。
(#華井由利奈)