わたし、シーズン2

読書が趣味の30代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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テレメンタリー「てんでんこ~それでも逃げて~」を見て

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ドキュメンタリー番組『テレメンタリー2021』(毎週日曜4:30~)で放送された「3.11を忘れない  揺らぐ てんでんこ~それでも逃げて~」を見ました。 

 

「津波てんでんこ」地震が起きたら他人に構わずてんでんばらばらに逃げなさい。津波常襲地帯・三陸に伝わる教えです。10年前、その教えを守り命をつないだ人たちがいます。人々のあの日の選択とその後の人生を通して、避難する事の意味を考えます。

 

東日本大震災から10年。

 

あの日、卒園を間近に控えた娘を保育園にを迎えに行ったとき、保育園の先生から「東北の方で大きな地震があった」と聞いて、娘を連れて急いで家に帰りテレビをつけました。

 

そこには、現実とは思えないような恐ろしい映像が映し出されていて、すぐには現実だと受け入れられなかったのを覚えています。

 

 

この番組では震災当時、中学校3年生(現在25歳)の 菊池のどかさん を中心に話が進みます。

 

中学生が小学生を支えながら、高台を目指して避難し「避難のお手本」とか「釜石の奇跡」と言われた、鵜住居小学校と釜石東中学校の避難行動。

 

まさに、この中に菊池さんはいました。おかげで命が助かり、現在は「いのちをつなぐ未来館」で震災の語り部として働いています。

 

そして「釜石の奇跡」と言われた鵜住居小学校の事務員で、たった一人学校に残り行方不明になった、木村タカ子さんのご遺族の木村正明は、亡くなった人がいる中での「釜石の奇跡」という言葉はおかしいと言います。

 

そんな木村さんに対して「釜石の奇跡」の中にいた菊池さんは、複雑な気持ちを抱えています。

 

その抱えている想いを、涙ながらに木村さんに話す菊池さんの姿がとても印象的でした。

 

 

佐々木トモさんは「震災時に津波が来るから避難しよう」と夫に訴えましたが聞き入れられず、あまりにしつこく言うので夫に家から追い出され、そのまま一人で非難して助かりました。

 

ご主人は家に残ったため、亡くなってしまいます。

 

それだけでも辛い出来事だと思うのですが、その後ご主人の妹さんに「兄を置いて、自分だけ逃げた」と責められてショックを受けます。

 

 

2020年12月10日現在、東日本大震災で死者1万5899人、行方不明者2527人(合わせて1万8426人)

 

これだけたくさんの人の命が奪われたということは、その何倍も「大切な人を失った人」がいるということ。

 

それぞれに、いろんな思いを抱えながらこの10年を生きてきたんだと思います。

 

私なんかじゃ想像もできない悲しさや、喪失感と闘ってきたんだと思います。

 

菊池さんは最後に「また震災が起こった時、目の前の人を置いて自分が逃げるということはできないかもしれない」と言います。

 

でもそのあとに「逃げなければ、逃げたくても逃げられなくて亡くなった人達の思いを無下にしてしまう」と言っていました。

 

▼ 菊池のどかさんの別の記事 ▼

 

www.yomiuri.co.jp

 

今日は、TVでもネットでも震災の特集がたくさんあります。

 

胸をえぐられるような壮絶な体験談もあり、とても辛いですが...そんな中でも一生懸命前を向いて生きている人の姿に、人間の強さを感じます。

 

私には何もできないですが...絶対に忘れないようにしたいと思います。

 

そして今一度、大きな災害が起こった時、家族それぞれにどうするかをしっかりと話し合っておきたいです。