先日、マイナンバーカードを作ろうと思い立って書類を作成していました。
最後、手元にあった比較的映りのいい証明写真を貼って終わり...と思ったら写真のサイズが違う~!!
私が貼ったのは4cm×3cm。必要なのは4.5cm×3.5cm。
一気に気持ちが萎えたのですが、気持ちを切り替えて今日、改めて証明写真を撮ってきました。
朝からバッチリメイクをして、顔色がよく映るよう白いシャツを着て出かけ、プラス料金の「美白モード」で撮影しました。
うん、映りは悪くない。悪くない...けど。
そこに映っていたのは...ほうれい線くっきりの緩んだ「おばちゃん顔」の私。
もちろん、もう自分が若者ではないと知っていたけど...「ハイ、あなたもう立派な中年ですよ」と突き付けられたような気がしました。
若い頃は自分のことだけ考えていればよかったし、毎日刺激があって楽しかった。
「自分は無敵なのだ」と思うほど、根拠のない自信にあふれ、顔も体も今より何倍も美しく輝いていた。
だけど、その根拠のない自信と、無知が故に人に迷惑もかけたし、たくさんの人を傷つけた。
そして、そんな自分が親になったもんだから急に不安になって「こんな自分が親でいいのだろうか」と悩み、
教科書通りの「よい親」ができない自分に苛立ち、
夫婦ともに激務で思いやる余裕もなかったから、夫婦仲も悪くなり何度も離婚の話が出て、家事に育児に仕事に手いっぱいで...とにかく毎日悩んで苦しかった。
でも、3年前に私は苦しかった仕事を手放し、夫も昔ほど激務ではなくなりお互いに心に余裕ができたので、現在はとても夫婦仲がいい。
子供も私の子にしては、とてもちゃんと育ってくれて...私は人生で今が一番幸せ。
だから、20代30代の頑張ってくれた私に心からお礼が言いたい。
大変な時に踏ん張ってくれてありがとう。
心をすり減らして、いろんなことに立ち向かってくれてありがとう。
その老けてしまった顔も、ほうれい線も、頑張って生きてきた証だぞ~!
そんなことを考えながら、チョキチョキと証明写真を切りました。