昨年6月の大雨の日、愛犬ミィの美しい骨を拾いながら思ったこと。
もう犬とは暮らせないかもしれない。
2匹の愛犬は悪性腫瘍でお空に旅立っていきました。
犬がいない生活も1年半になろうとしています。
それでも...いつまでも慣れないですね、寂しいです。
愛犬たちがいなくなるまでは、自分の生活から「犬」という存在が消えてしまうことはないと思っていました。
自分が世話をしてあげられるリミットの年齢までは、自分はなんだかんだ犬と共に暮らし続けるのだと当然のように思っていました。
「犬」がいない生活なんて耐えられないと思っていました。
でも今は...愛犬を失う辛さはもう耐えられないと思っています。
同じようにペットを亡くした方のブログやインスタなどは、たくさんたくさんあります。
お別れのあと新しい子を迎える人と、もう二度と飼わない人。
どちらの気持ちも、よく分かります。
きっと「あの温かくて無条件に愛おしい存在とまた暮らしたい」という気持ちが心のどこかにあるから、インスタの里親募集投稿でスニフやミィに似た子を探してしまうのだと思います。
でも、たとえ似てる子を見つけても...今の私には引き取る勇気はありません。
たくさんの幸せな思い出はあるけれど、最後のお別れが辛くて悲しすぎるから。
いつかこの気持ちは変わるのだろうか?
辛く悲しい最後の場面を、たくさんの幸せな思い出が包みこんでくれるのくれるのだろうか?
それは、私にも分かりません。
親とも子とも夫とも友とも違う存在だった。
ただそこにいてくれるだけで幸せだった。
だからこそ、いなくなってしまった辛さを乗り越えることができません。
でもね...犬との暮らしはとても幸せで、何事にも代えられないことも知っています。
だから...
「もう犬とは暮らさない」なんて言わないよ、絶対。