わたし、シーズン2

読書が趣味の40代主婦。きままな読書感想文を中心に日常を綴っています。家族は、夫と娘と元保護犬の愛犬ミィ。

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アラフォーダイエットはなかなか難しい...しかし心の友を見つけました!
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『ランチのアッコちゃん』おいしいものを誰かと食べる幸せ

重たい本を読んだ後に読みたい1冊。 読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。 読むとどんどん元気が出るビタミン小説です。 ランチのアッコちゃん 感想 出てくる食べ物がとってもおいしそう。 料理があまり得意ではない私は、毎日こんなお弁当食べたいな~っと…

『ここで土になる』ダム建設にゆれた村で土を耕し続けた夫婦

読書感想文の課題図書だったため、2016年に小学生の子供用で購入。 文字が少ないので「読む」のは簡単なのですが、しっかりとした感想文を書こうとすると、少し難しいかもしれません。 ダムの建設のため、村人は村を去り・・・残ったのは老夫婦2人。 お墓ま…

『花宵道中』情景や着物の柄さえも...ふわぁ~っと浮かぶような見事な描写

第5回女による女のためのR-18文学賞で大賞と読者賞を受賞した作品です。 江戸は吉原での遊女のお話。 安達祐実さん主演で映画化されています。 // リンク 花宵道中 感想 花魁のお話なので作中に性描写があるので、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、女性…

1年ぶりに歯医者さんへ!褒めてもらったことと、アドバイスされたこと

1年ぶりに歯医者さんへ行ってきました。 いつもは半年に1度検診に行くのですが、昨年はコロナで巣ごもり状態だったので、久しぶりの歯科検診&クリーニングになりました。 現在通っている歯医者さんは、もう15年のお付き合いになります。 可能な限りは1度の…

テレメンタリー「てんでんこ~それでも逃げて~」を見て

ドキュメンタリー番組『テレメンタリー2021』(毎週日曜4:30~)で放送された「3.11を忘れない 揺らぐ てんでんこ~それでも逃げて~」を見ました。 「津波てんでんこ」地震が起きたら他人に構わずてんでんばらばらに逃げなさい。津波常襲地帯・三陸に伝わる教…

『ペンギン・ハイウェイ』大人になってから振り返ると、なんか...子供って素敵よね

第31回日本SF大賞受賞作。 冒険と驚きに満ちた長編小説です。 ペンギン・ハイウェイ 感想 小学校4年生のアオヤマ君が主人公。 さわやかな季節に読んでほしい、ファンタジーな世界です。 自分の乏しい想像力をフルに使って読みました。 探検をする道のりなど…

毎日のお弁当の強い味方、スープジャー!市販のインスタントスープが入るものなど2サイズのレビュー

毎日、夫と娘にお弁当を作っています。 作り置きしているおかずや、昨晩の残りなど詰めることが多いのですが、朝起きて 「ヤバイ、思ったよりおかずが少ない...」 と思うことがあります。 そんなときに、とーっても便利なのがスープジャーです。 今回は我が…

『乳と卵』母親が「女」になること...それはそれは恐怖で悍ましい

姉とその娘が大阪からやってきた。 三十九歳の姉は豊胸手術を目論んでいる。姪は言葉を発しない。 そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。第138回芥川賞受賞作。 乳と卵 感想 独身の"私"と母である巻子、その娘で、思春期まっただ中の緑子の3人の物…

『葬送の仕事師たち』生きることも死ぬことも、とても生々しいこと

「世界は誰かの仕事でできている」某CMでおなじみの言葉だが、私が大好きな言葉だ。 この世には皆によく知られた職業だけでなく、日は当たらないけれど...とても大切な仕事がたくさんある。 その中の1つともいえる「葬送」にかかわるお仕事がこの本の主人公…

『桜の下で待っている』面倒だけど愛おしい「ふるさと」をめぐる物語

郡山、仙台、花巻…桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人の物語。 特に何かが起こるわけでもないが、彩瀬まるさんらしい美しい物語だった。ぜひ春に読んでほしい1冊。 桜の下で待っている 感想 出てくる町は行ったことのない町ばかりだ…

【はてなブログ】独自ドメインを習得してみました!取得から設定まで

私は2010年から2019年まで、JUGEMブログを書いていました。 その時は有料版を使っていたのですが、月額300円(税抜)というお安さ! しかし、はてなブログの有料版の”はてなプロ”は月額1,000円(1か月コース)となかなかのお値段。 このブログを始める時に、…

『家族の言い訳』言い訳をいちばん必要とするのは家族です

私もいい大人になり、自分の家族を持っということを経て、なんとなく「家族」というものが分かってきた... そんなタイミングでこの本に出会えてよかった、そう思いました。 『ホタルの熱』『おかあちゃんの口紅』はラジオドラマや入試問題にもなった作品です…

『まなの本棚』年間100冊以上の本を読む彼女の本棚

芦田 愛菜さんと、私の娘は同い年。 2004年生まれの子どもたちは何度「まなちゃんとお同い年とは思えない...」と親から言われたでしょうか(笑) 私が最初に愛菜さんを知ったのは、ドラマ「mother」です。 // リンク 子育て真っ只中だった私は、当時ほとんどT…

【ベネッセからのDMを止める方法】とても簡単にネットでできます!

娘が園児の頃はこどもちゃれんじ、小学校6年間は進研ゼミ受講していたのですが、中学入学と同時に辞めました。(Z会に変更しました。) そして、辞める際にすべての個人情報の消去とDMの停止をお願いしました。 なので、ベネッセからのDMはしばらくは届か…

『遺体と火葬のほんとうの話』プロフェッショナルの熱い思い!

普段ほとんど知ることができない遺体や火葬の話が書かれている。祖父の代から90年続けている葬儀屋さん(佐藤葬祭代表:佐藤信顕さん@satonobuaki )が著者だ。 著者は葬儀や火葬にまつわるデマや都市伝説にトドメを刺したい!葬儀で嫌な思いをする人を減らした…

『ほしいものはなんですか?』悩みやチクリと傷むものを抱えるひとへ

一人っ子のリナちゃん、そのお母さんで専業主婦のミナ子、そして35歳独身、ミナ子の義妹のタエ子。 この3人のに日常を切り取ったマンガです。 専業主婦のミナ子は、自分が薄くなっていくような・・・ 世間から取り残されたような寂しさと、少し焦る気持ちを…

『まともな家の子供はいない』主人公たちの気持ちは、あのころの私の気持ち

心に刺さるタイトルです。 受験を控えた中学3年”セキコ”を中心に進んでいく「まともな家の子供はいない」と、セキコの同級生を中心に進む「サバイブ」の2話収録。 まともな家の子供はいない 感想 子供と大人の境目にいる主人公達の気持ちは、あの頃自分と一…

『骨を彩る』その闇や悲しみさえも、自分

タイトルと装画に惹かれました。 凄く凄くよかったです。何度も読みたいです。 初めて彩瀬まるさんを読みましたが、表現がとても豊かで私の好みでした。 骨を彩る 感想 連作短編集で、登場人物がリンクします。それがまた非常に胸に刺さります。 誰もが心の…

トラベラーズノートはあきらめたものの、私の書きたい欲をぶつけるためにMDノートを買いました!

前回の記事(⇒)で、自分のおセンスのなさによりトラベラーズノートを買うのを諦めた私ですが、せっかく文房具屋さん来たし...何より私は今、書きたい欲が溢れている!ということで、ノートを探して店内を物色。 家に帰ればコレクションのように集めたノート…

急にトラベラーズノートが欲しくなって文房具屋さんへ行った話

私は文房具や手帳が大好き!新商品を見たら欲しくなります。 特に好きな文房具は、筆記具と紙モノ(ノートや手帳)。 使い道を考えずに買ってしまうこともとても多いです。 しかし残念なことに...私は自分の字に自信がないし、ノートを美しくデコレーション…

『パラサイト 半地下の家族』カンヌ国際映画祭で審査員満場一致で[最高賞]パルムドール

カンヌ国際映画祭で審査員満場一致で[最高賞]パルムドールに輝いた『パラサイト 半地下の家族』。 見始めてすぐに、なぜか「万引き家族」が頭に浮かんだ。 普段、韓国ドラマや韓国映画を全く見ないので、どうかな~と思いつつ見始めたが... いやいや引き込…

『精神科ナースになったわけ』生きたいから生きづらいと死にたくなるんだよ

精神科ナースの方や精神科医、医療施設や団体など、様々なところに取材をして著者がまとめたコミックです。 何度も読んでしまいます。そして、同じところで同じように胸が痛くなります。 統合失調症や境界性人格障害、認知症...精神科には様々な病気の方が入…

『時が止まった部屋』遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

特殊清掃に関する本は今までにも何冊か読んだことがあるけれど、特殊で嫌悪感さえ覚える可能性もあるのに、なぜかどの本も温かい。

『夜しか開かない精神科診療所』スタバに行く感覚で精神科へ

タイトル通り、夜しか開かない精神科クリニック「アウルクリニック」の院長先生の書いた本。

『ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。』もちぎさんの優しい言葉は辛い経験あってこそなのかもしれない

元ゲイ風俗とゲイバーで働いていたゲイの”もちぎさん”のコミックエッセイ。全3巻のシリーズです。 このところ高校生の娘がLGBTについてよく話してきます。 学校で多様性について話し合ったり、インスタでフォローしているLGBTの方の投稿がキッカケのようです…

「席譲りますマーク」とはなんぞや?それはとっても温かいマークです

「席譲りますマーク」をご存じですか? 私もつい最近知ったのですが、「マタニティマーク」の逆バージョンという感じで、電車やバス内で妊婦に席を譲りたい人が、意思表示のため身に着けるタグのことです。 sekiwoyuzuru.starfree.jp マークを作ったのは東京…

『推し、燃ゆ』推しがいない私さえ一瞬で物語へ引きずり込んでいった

第164回芥川賞受賞作。(2021年本屋大賞ノミネート作品) どこの本屋さんでも品切れで、手に入れるのに苦労しました。 推し、燃ゆ 感想 私は、40年近いこの人生で一度も「推し」がいたことはない。 いいな~と思う俳優や歌手がいても「いいな~」止まり。 ファ…

『ゴールデンレトリバーのエフとコメとの楽しい暮らし』インスタもかわいくって悶絶です!

2017年にお空に旅立ったゴールデンレトリーバーの先代のエフちゃんと、2018年にやってきたコメちゃんとの日常を描いたコミックエッセイです。(インスタでも大人気!) こちら、1巻と2巻があります。 // リンク // リンク 私は子供のころから犬と暮らしてい…

『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』全く興味のなかった私が、映画を見た日の夜に煉獄杏寿郎の夢を見ました

世間から大幅に遅れること数か月...とうとうブームに乗って観てまいりました。 夫は、アニメもコミックも何度も見ている、数年前からの鬼滅ファンです。 我が家のTVが新しくなってHuluが見れるようになったので、夫に勧められ解説されながらアニメを見てみま…

あぁ...私、おばさんになったなぁと思った日

先日、マイナンバーカードを作ろうと思い立って書類を作成していました。 最後、手元にあった比較的映りのいい証明写真を貼って終わり...と思ったら写真のサイズが違う~!! 私が貼ったのは4cm×3cm。必要なのは4.5cm×3.5cm。 一気に気持ちが萎えたのですが…